最近の活動報告(令和7年8月~令和7年9月)
*印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。
4-1 那珂市「県民の森」整備
令和7年8月21日(木) 9:00~11:00 晴れ 参加者:会員11名
今年の夏は、お盆を過ぎても暑さが衰えを見せない。こんな暑い日に草刈りを設定したので数人集まればよいと考えていたが、朝の県民の森の駐車場には会員が次々集まってきた。お互いのことを「物好き」などと言い合いながらも、会員同士の会話と笑顔が弾む。これがいばらき森林クラブの活力源かもしれない。
今回の活動は、遊歩道の草刈り限定。無理をしないで作業し、終わり次第終了することを確認して「もみじ谷」に移動しました。移動すると、早速、準備を整えて草刈り開始。遊歩道の草刈りは、毎度のことなので、自然と各自決まった場所に入って行く。7月に草刈りをしているので、あまり草丈は伸びていないが、一部、散歩で歩くのはためらわれる程度になっている。しかし、11台の草刈り機がうなりを上げて草を刈払って行くので、たちまち道が整備され、10時30分頃までには草刈り終了。今回は、宇野さんから差し入れがあり、冷たい飲み物をいただきました。ごちそうさまでした。しばし休んだところで本日の作業終了。
「もみじ谷」の駐車場所の車が少なくなったところで、数人の会員がさらに駐車場所の草刈りに取り掛かる。あっという間に駐車場所も草がきれいに刈られました。参加者の皆さん、暑い中大変お疲れ様でした。

ところで、「もみじ谷」へ降りて行く道の真ん中に見慣れない草を発見。調べてみると茨城県絶滅危惧ⅠB類(近い将来に野生絶滅の危険性がある)に分類される「トキホコリ」らしい。希少性の高い植物なので大事に見守りたい。
(那珂市 小林 澄男)
*4-2 水戸市「ロープ高所作業特別教育」受講
令和7年8月24日(日)8:30~17:30 晴れ 参加者:会員12名
水戸市森林公園 森の交流センターの大ホールと屋外で「ロープ高所作業の特別教育」が開催され、会員外の参加者を含めて17名が受講しました。講師は、アーボリストトレーニング研究所のトレーナーである手戸博信様で、豊富な経験に基づく知識を織り交ぜながら解説していただきました。また、手戸様には、開催までいろいろと相談に乗っていただき、感謝しています。
当日の朝は、8時半開始ということで、8時過ぎには皆さん集まってきました。そして、定刻通りに始まり、最初に自己紹介がありました。その後は、休憩を挟みながらテキストに沿って解説が続きます。「樹上におけるロープ高所作業の基礎知識」「メインロープ等に関する知識」「関係法令」まででお昼休み。午後からは「労働災害の防止に関する知識」「災害事例」で座学は終了。皆さん、真剣な表情で話を聞いており、居眠りをする受講者は見当たりませんでした。その後、屋外に出て実技。講義を聞いている間に、講師と一緒に参加したスタッフ(「みやび総建」の皆さん)が実技の準備をしておいてくれました。実技では、ロープや用具の実物を見ながら解説があり、受講者は実際に手に取って機能などを確認していました。また、近くのコナラに掛けられたクライミングロープを使って実際にロープで上昇、下降する体験をしました。最後は、スタッフが片付けを行っている間、質問に答えていただきました。長い一日となりましたが、有意義な日となりました。

実技の様子
いばらき森林クラブの日ごろの活動においては、剪定や枝落としなどのために樹上作業が必要となる場合があります。いばらき森林クラブの「安全規則」では、ロープ高所作業を行う場合は、特別教育を受講することが決められていましたが、なかなか受講機会がないままでした。そこで、受講希望者を募ったところ、10名程度の希望がありましたので、講師を呼んで開講することが運営委員会で決定されました。受講された皆さんお疲れ様でした。そして、今後の活動の中で経験を積み、安全に樹上作業を楽しみましょう。
最後に、快く施設を貸していただいた水戸市森林公園、講師の手戸様及びスタッフの皆さんに感謝いたします。
(那珂市 小林 澄男)
4-3 水戸市「あすなろの郷」森林整備
令和7年8月30日(土) 9:00~15:00 晴れ 参加者 会員7名
暑い中、8月の活動は初めてです。活動場所は若干日陰があります。先月に続き施設の道路わきの桜の木(半枯れ、全部枯れ木)の計9本の伐倒。これは道路周辺の杉の木が高くなり日当たりが悪く枯れて来たと思われます。道路を通行止めしチルホールを使い分けし、木材が使用できないものは山側へそのまま倒し、使用できるものは道路側へ倒し、枝払い、玉切りし処理。草刈りは近くの社宅1~3棟の周辺。ここも先月草刈りした所でもう30~40cm程伸び、3名プラスあすなろの郷の担当者と一緒に刈込みました。午後に伐倒組、草刈り組と同時ぐらいに終わり、郷より冷たい飲み物を頂き、作業終了としました。皆様ご苦労様でした。
(笠間市 石脇 忠)
4-4 潮来市「水郷県民の森」整備
令和7年8月31日(日) 午前9時集合~午後3時 晴れ 参加者 5名
本日も、暑い活動作業ご苦労様です。
事務所に参加人数報告後、3名草刈りグループ、2名伐倒作業に別れ作業開始。
古墳道沿い枯木の伐倒(見学者に危険が伴う恐れ有)、風による大木の枝倒壊による伐倒作業3本処理、他、根腐れかけた大木の処理作業、運搬作業。
古墳より奥の下草刈り、遊歩道作り下草刈り、植樹した周りの下草刈り及びつる草処理と、もり沢山の作業と計画があります。
暑さの為、こまめに、休憩と水分補給し2時30分頃終了し、次回予定の連絡。着替え終了。
暑さの中、厳しい作業でありました。本日、ご苦労様でした。
事務所に、終了報告解散。
(取手市 豊島 剛)
4-5 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
令和7年9月7日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00 参加者6名
まだ暑い日が続きますが林の中ではツクツクホーシが鳴いていて、「夏が終わりつつ」を感じます。今回の活動は植林エリアの除草と竹林の整備です。

除草作業は二ヶ月振りになります。前回は腰の高さのセイタカアワダチソウがびっしり生えていましたが、今回はクズが足元一面に広がっていました。夏でも時期によって生える雑草も変化があります。ツル状に地面を這って伸びるクズは柔らかく刈り払い機で刈るのは独特の難しさがあります。
竹林の整備は今まで行なっていたエリアより奥の長年手付かずだったエリアを行いました。枯れて倒れた竹が重なり、行く手を塞ぎます。できる限り整理して本日の作業は終了しました。
(小美玉市 伊野 真文)
4-6 潮来市「水郷県民の森」整備
令和7年9月13日(土) 午前9時~午後1時解散 晴れのち雨 参加者7名
最高気温29度の暑さが残る一日となりましたが、この日も予定通り下刈りと不要木の伐採作業を行いました。
午前中はそれぞれの持ち場に分かれて作業を進め、雑草や低木の刈り取り、不要木の伐倒・玉切り・枝払いを行いました。
昼食時には「雨が降りそうだね」と話をしていた矢先、突然の豪雨に見舞われました。20分ほどで雨は止んだものの、作業服も道具もずぶ濡れとなり、この日は少し早めに作業を切り上げることとなりました。
短い時間ではありましたが、蒸し暑さに加え予想外の雨の中、本当にお疲れさまでした。
(行方市 長峰 隆幸)
4-7 笠間市「東性寺裏山」整備
令和7年9月14日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者9名
熱中症アラートが出てまだまだ暑い日が続いています。篠竹は3ヶ月前に刈込みましたがすっかりと伸びていました。草刈りは駐車場周り、裏山の篠竹、伐採は枯れ松、雑木の伐倒と5名と4名とに分かれ作業開始。山頂の枯れ松は数本を順にチルホールを使い伐倒、枝払い、玉切と処理をおこなった。草刈りは、八チが飛んでいる所は残し裏山全般と又今まで実施出来てなかった尾根筋の篠竹の刈込、駐車場周辺はナイロンコードで刈り草の山ができず平坦に美しく出来ました。皆様ご苦労さまでした。
(笠間市 石脇 忠)
4-8 阿見町「小池城址公園」整備
令和7年9月15日(日)9時~15時 曇 参加者13名(内会員8名)
9月も半ばになりましたが、残暑が続いています。今日は恒例の流しそうめんがメインイベントです。まずは、流しそうめんのトイとなる孟宗竹を切り出しました。長さ4mの孟宗竹を半割にして、脚立と組み合わせて長さ8mの流しそうめん台を作りました。毎年実施しているので、手慣れたものです、余った竹でそうめん容器とはしも作り、11時には準備完了です。これと並行して、竹炭の窯出し。草刈りも実施しました。12時にはそうめんも茹で上がり、天ぷら、薬味も用意して流しそうめんを始めました。みんなでワイワイ言いながら、楽しく完食しました。

流しそうめんの様子
(石岡市 浦井 稔)
4-9 東海村「東海保全林(前谷津)」整備
令和7年9月17日(水)晴れ 9:00~14:00 参加者10名(会員9名)
処暑も過ぎ、そろそろお彼岸だと言うのに熱中症警戒アラートが出た。ジリジリと容赦なく強烈な太陽が責め立てる。そんな状況でも明るく元気に会員が集まった。

作業の予定は、草刈りと伐採である。この暑さで、果たして広い前谷津の草刈りと伐採が終わるだろうかと危惧したが立派に終える事が出来た。途中休憩をシッカリ取って体調を万全にして作業に当たった。この時期はハチの被害が多く、注意喚起しても事故にあうこともある。幸い誰もハチに遭遇することもなかった。この現場で、今のところ気になるのは、平場奥に今年の5月に伐採したスギが長いまま整理されずに置いてあることだ。乾燥して軽くなったら動かし易い長さに切って片付けようと思っている。
(那珂市 神永 正千代)
4-10 那珂市「県民の森」整備
令和7年9月18日(木) 9:00~12:00 晴れ後曇り 参加者:会員10名
9月も半ばを過ぎたのに暑い日が続く。植物園事務所に朝の挨拶に行くと、今日も暑くなりそうだから気を付けて作業するようにと担当者に言われてしまったが、集合場所に行くと既に会員が集まって談笑していた。全員集まったところで、いつもの駐車場所へ移動して作業に取り掛かります。午後から雨の予報ではあるが、今回の作業は、遊歩道と「つつじ山」の草刈りです。
遊歩道は8月に草刈りをしているので、一部を除いてほとんど草は伸びていません。メヒシバの葉が道を塞いでいる部分は、ナイロンコードを付けた刈払機できれいに刈払われ、そのほかの部分も歩行に支障のありそうなものだけを刈払って、1時間ほどで遊歩道の草刈りは終わりました。
適当な時間で一休み。冷たく冷やしたミニ水羊羹と揚げせんべいを食べてエネルギーチャージ。その後は、全員で「つつじ山」の草刈りを行いました。植栽されたヤマツツジの間を刈払って行きますが、枝が伸びあがっている。ツツジを切らないように気を付けながらの作業です。「つつじ山」は、今年度、一部を1回草刈りしたので油断していましたが、ツツジの枝にスズメバチの巣があり、今回も一人が刺されてしまいました。大事には至りませんでしたが、今年はバチの巣が多く、整備エリアだけでも犠牲者は5人目です。スズメバチの巣は、植物園の担当者に場所を知らせて駆除をお願いしました。

この先にスズメバチの巣・・・
昼ご飯を食べている頃から空の様子がおかしい。黒い雲が近づいてくるのが見え、間もなく雨粒が落ち始めたので、この日は蒸し暑いこともあり、やむなく解散となりました。参加者の皆さんお疲れ様でした。
(那珂市 小林 澄男)
4-11 水戸市「梅が丘小学校」整備
令和7年9月10日(水)9時半~15時 晴 参加者 会員9人

駐車場に到着早々異常事態 !! オオスズメバチに2人刺されたとのこと。どんぐり山の遊歩道上の枯れ枝を除去しようと近くの伐採処理した枝の山に投げたところ、追ってこられて背中を刺されたようです。吸引機で処置し体調も変化がなかったので安心していましたが、後に保健の先生に手当てをして頂き、念のため病院に行くよう進められ、昼食後通院となりました。2人共以前に刺された経験がありましたが、アナフィラキシーショックが出なかったのが幸いでした。早速ハチ退治です。会員がハチスプレーを1本持っていたので、枯れ枝の山の蜂の出入りしている場所めがけてスプレーを小分けに複数回吹きかけ又、エサ取りから戻ってきた蜂も時間をかけて退治しました。(学校の常備品も3~4本貸与)枝の山を取り除き巣を取り出すと25cmぐらいありました。巣の下には20匹程度の蜂が死んでいました。今後どんぐり山で子供たちの50周年記念授業があるので他にも巣がないか枯れ枝の山を確認したところ、1か所あり再度蜂退治となりました。(40cm80匹前後)振り返ってみると防護服もなく無謀であったと反省しましたが蜂スプレーの効果は絶大で一撃で弱らせられました。何匹か逃げる際追ってきたこともあり、2人体制で追ってきた蜂をスプレーする人も必要と感じました。
蜂退治と並行して草刈、蜂退治後上部に枯れ枝があるコナラの大木を伐倒し、枝処理で作業終了となりました。
(水戸市 矢野 輝美)
4-12 日立市「小木津山自然公園」整備
令和7年9月20日(土) くもり一時晴れ 活動時間 9:00~15:00 参加8人
連日の酷暑もやっとおさまり午後から雨の予想の中作業開始です。前月は作業なしだったので芝滑りスロープ、中央広場の草が相当に伸びていて多くのバッタが飛び跳ねていました。新アクセス道路の工事中で南展望台方面は手を付けられないので定例になった避難小屋周辺の枯れ松の大木伐採と中央広場周辺、芝滑りスロープの草刈りを行いました。

芝滑りスロープ整備
避難小屋周辺の枯れ松は上の廃棄物集積エリアへの道路近くまで伐採が進み枯れ松大木3本を伐採しました。伐採が必要な枯れ松はまだ数本あります。中央広場周辺の枯損木や中央道路脇のソメイヨシノも一部枯れが目立って伐採が必要な状況です。
中央広場は7月きれいに整備したところが2ケ月たってイネ科のような草が1m近くに伸びたのを刈り取りました。10時過ぎから予想に反して天気が回復して蒸し暑くなっての作業となりました。芝滑りスロープも同様に全面刈り取り、スロープが最適の利用待ちの状態です。駐車場の整備が終了したことで完全オープンにはなっていませんが、口コミで公園利用者が増加してきました。枯損木の伐採がますます必要な状況です。

中央広場への小道整備
昼食後徐々に雲が厚く暗くなってきて作業終了直前に雨が落ちてきましたが本降り前に作業終了しました。
今後の活動は手つかずになっている中央広場の北側道路への通路整備も含めて優先順位を事前に決めて行います。
(日立市 西村 啓)
4-13 常陸太田市「西山公園森林」整備
令和7年9月21日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者3名
2か月ぶりの活動です。駐車場に陰がさしていて、秋になったと気づきました。が、今日も30℃の予報で実感はまだ夏です。今シーズン最後の真夏日かもしれません。(実際は最後ではありませんでした^^;)

まだ暑いことと、国勢調査が始まったこともあって、今日は3名での作業です。人数が少ないので、今年度の平坦なエリアで伐倒作業をしようということになりました。まずは小径のものから取り掛かりましたので、たとえ掛かったとしても対処は早いです。これまでの急斜面での作業に比べて、どんどんきれいになっていきます。
小休止していると、親子の集団が林道を歩いて登ってきました。下の研修所でBBQがあって、その前にウォークラリーをしているそうです。
午前中は周囲の小径木を片付け、午後からは曲って育ってしまったヒノキを1本倒して作業を終わりにしました。狭いエリアながらきれいになりましたので、次はその隣をきれいにしていきたいと思います。参加された方、おつかれさまでした。またお願いします。
(東海村 小金沢 知己)
4-14 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
令和7年9月25日(木) 9:00~14:00 晴れのち曇り 参加者 5名
お彼岸の時期になり、厳しかった暑さも少し和らいできたようです。前回と同様に周辺の草刈りをしました。穂を伸ばした草の勢いはまだ止まりません。手分けして刈り進めました。

写真は広場北側の奥にある斜面緑地(右側)です。以前に下刈りした低木の株元から、若い枝が長く伸びています。また、駐車場前のフェンス周辺は、ツル草が絡み付き下草が伸びていたので手作業で取り除きました。
(ひたちなか市 五十嵐 良隆)
4-15 水戸市「あすなろの郷」森林整備
令和7年9月27日(土) 晴れ 9:00~15:00 参加者7名
「あすなろの郷」管理棟の新築工事も終了し工事関係者の車両が全てなく、駐車場と使用していた所も広く、アヤメ公園が見渡せる様に。先々月刈り込んだ池の周りの草も伸び放題。気になった遊歩道の周りをきれいに関さんがナイロンコードで刈込み。アスファルト上にも落ち葉が積み重なり、木の根が張り出して、それをきれいに処理して遊歩道を安心して歩けるになりました。公園入口の枯れ松2本、サワラの大木2本、伐倒組のメンバーがチルホールを使い山側へ伐倒し玉切り。残り桜の枯れ木他3本は来月とし、本日の作業を終了としました。皆さんご苦労さまでした。
(笠間市 石脇 忠)
4-16 ひたちなか市「津田・風致地区1~4」整備(8月~9月)
令和7年9月2日~9月23日 毎週火曜日 計4回 参加者延17名 (8月は活動なし)
9月も毎回熱中症警戒アラートが発表されている中の作業となりました。熱中症防止のため活動は午前中で終了としました。
【風致地区1】7月に草を刈りましたが、イネ科の植物が大発生していました。全域の草刈りを実施しました。杉林に落ちている枝を集めていたメンバーが蜂に刺されてしまいました。ポイズンリムーバーで毒を吸い出し流水で流す応急処置を実施しました。幸いにもアナフィラキシーショックの兆候はなかったのでひとまず安堵しました。雨で崩れた法面の穴に入っていく蜂を確認しました。オオスズメバチかモンスズメバチと思われます。
【風致地区2】全域の草刈りを実施しました。今日は4名の参加でいつもより少人数でしたが、午前中で法面を除き完了しました。暑さのため午前中で終了としました。そのため、竹の間伐はできませんでした。

風致地区3 ビオトープで見つけた沢蟹
【風致地区3】風致地区1と同様にイネ科の植物が良く成長していました。暑い中、参加者4名で全域の草刈りが出来るか心配でしたが、皆さんの頑張りで完了することが出来ました。
【風致地区4】全域の草刈りを実施しました。また、今年カシノナガキクイムシに入られ枯れたシラカシを伐採しました。ナラ枯れになったシラカシはあまり見たことがないのですが、やはり枯れることがあることが分かりました。
(ひたちなか市 菊地 寿雄)
4-17 那珂市「県民の森 木工の家」間伐材利用活動 (8月~9月)
令和7年8月と9月の活動は 4回実施。 参加会員延べ 30名
OBの方から寄贈された木工電動工作機械は、メンバーには大変貴重な存在で大事に使用しています。
バンドソーは直線・曲線切りが出来る。板を円切り切断時に鋸刃が切れ交換後、今度は60㎜丸太切断時に刃が喰い込み歪んでしまい、またもや刃交換。原因は無理な使用と微妙な調整不備でした。
固定自動カンナは幅300㎜まで仕上げ出来る。丸太材からチェンソーで板切り後の凹凸のある荒板を電動手カンナで凹凸を削り、板の厚さと仕上げ出来ます。その固定自動カンナのベルトが経年劣化と摩耗で切れてしまい、ベルト型番は見当たらず切れたベルトから長さや形状(350㎜・6山)から判りましたが…ベルト型番判らず、メンバー数人がネットなどで検索したり、量販店・工具店で確認し(140J6)判りました。長さはインチ表記で有ることも判り手配して届きましたが、本当に合っているか不安です。以前に刃の交換・軋み音を直しましたが今回も苦戦しそうです。
アユ釣り好きな会員はアユの串焼き台を制作、丸太を200㎜の輪切りにして中心をくり貫き周囲に竹櫛を指す穴を10数か所明け、その竹櫛も作っていました。台を使い七輪で炭焼き。一段と美味しく焼けていたそうです。さぞかし数倍美味しかったのでは!と思われます。後日、木工活動日にアユの一夜干開のおすそ分けがあり、ガス台で焼いて美味しくいただきました。釣り坊さんご馳走様。
バザー用の丸太椅子製作。各フールドの間伐材ヒノキ・スギを利用して、丸太に割れ防止の背割りを入れ、持ち手をノミで掘り込み、サンドペーパで丸太面と座面を磨き、手間の掛けた丸太椅子です。11月のバザーに向けてメンバー全員で約30台製作しています。竹ぽっくりは10月中に臨時で会員所有の竹と場所で製作予定です。
(城里町 渡辺 健)
4-18 水戸市「梅が丘小学校」授業支援
令和7年9月19日(金)晴れ 9:15~11:25 3年生(児童 115名) 会員5名
令和7年9月24日(水)晴れ 8:25~14:55 6年生(児童 107名) 会員5名
梅が丘小学校は今年で創立50周年で、その記念授業として「どんぐり山」を活用した授業が計画されており、いばらき森林クラブは森林インストラクター茨城と協力して父兄やボランティアとともに授業の支援を行っています。9月は、3年生と6年生の50周年記念授業にゲストティーチャーとして参加しました。

ここには何がいそうかな
3年生は、「ここが すみか」という授業。生き物が棲んでいそうなところを探して、そこに棲み処を作ってあげようという取り組みです。当初は「どんぐり山」で授業を行う予定でしたが、直前の「どんぐり山」整備の活動時にオオスズメバチの巣が2カ所も発見された(巣は駆除済み)ため、場所を変更して校門近くの植え込みで行われ、2クラスまとめての授業を2回行いました。最初に全体での説明やサポーターの紹介。その後、グループに分かれて「どんぐり山」や生き物の話をしてから、早速生き物の棲み処探しが始まりました。子供たちは,木の実や葉を持ってきては「これなあに?」、木の洞を見つけると「何が棲んでいる?」などと聞いてきます。そして、ここはと思ったところをタブレット端末で写真を撮影していました。後の授業の時間にそこに棲む生き物を調べて棲み処を作ってあげるのだそうです。子供たちと触れ合いながらの楽しい授業でした。

最後まで頑張れー・・・
6年生の授業は「コースターづくり」で、クラスごとに3回の授業がありました。各クラスとも同様で、最初にサポーターの紹介があり、森林インストラクター茨城の石黒会長がヒノキなどの樹木の説明。その後、4班に分かれてヒノキの丸太の輪切りを一人1個作りました。鋸の使い方が上手な子、なかなか切れない子と様々でしたが、全員が鋸での切断ができました。その後、表面を紙やすりで磨いて、表面にイラストを描いていました。自分のセンスで模様を描く子、タブレットで検索してお気に入りのキャラクターを描く子など様々。私たちは、子供たちの周りをまわりながらイラストの質問をしたり、ヒノキなどの樹木の説明をしたり。学校が用意したお弁当をいただき、昼食を挟んで3回の授業を支援しました。 今回のコースターの材料は、水戸市森林公園の成沢地区で活動予定のヒノキ林で事前に伐採させていただきました。また、丸太の切断のときに使った馬と鋸は、茨城県森林・林業協会からお借りしました。快く対応していただき、ありがとうございました。
(那珂市 小林 澄男)
以前の活動報告(令和7年6月~令和7年7月)
*印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。
4-1 小池城址公園整備
令和7年6月1日(日)9時~15時 曇 参加者15名(内会員9名)+自治会員約30名

チッパー作業の様子
このところ、梅雨のはしりのような天候で、本日の活動も雨が心配でしたが、幸い雨は降らず、予定通り活動を実施することができました。本日の活動には、小池地区の自治会の方が約30名参加され、草刈りのお手伝いをしていただきました。皆さん、草刈りには慣れておられるようで、盛大にエンジン音を響かせ、普段手が回らないケヤキの下や公園の奥の草刈りを手際よく実施していただきました。ただただ、感謝です。今回は霞ヶ浦環境センターから小型のチッパーをお借りして、枯れ枝を粉砕して園路に散布しました。これと並行して竹炭の材料の準備を実施しました。
(石岡市 浦井 稔)
4-2 水戸市「水戸市森林公園成沢地区」整備
令和7年6月7日(土) 午前9時~14時00分 快晴 参加者7名
午前中は、ドッグランから秋田杉林までのアプローチ道路沿いの草刈りを行いました。斜面に小枝が複雑に絡んでヤブになっているところが多くあり、毎年苦労する活動です。ドッグランからと秋田杉林からに別れて両サイドから刈り進めました。午後は秋田杉林の草刈りと池(案内板13付近)までの道路沿いの草刈りを行いました。水路の斜面沿いも刈りました。池から下側の雑草地になっているところは、以前は水田だったところで、水路には小魚も棲息していたようです。水戸市の担当者と、秋田杉周辺地区をかつての農村風景に再生しよう、と話し合っています。近くには鉱泉旅館跡地もあり、「足湯ができるといいね」など、この地区の魅力を高めるアイデアはいろいろあるのですが、、。
(城里町 斎藤 義則)
4-3 潮来市「水郷県民の森」整備
令和7年6月14日(土) 午前9時集合~午後3時解散 くもり時々小雨 参加者7名
くもり時々小雨の蒸し暑い一日となりましたが、気温は23度と比較的落ち着いた中での活動となりました。
動くとすぐに汗が噴き出すような蒸し暑さではありましたが、参加者の皆さまのご協力により、予定していた下刈りおよび杉の木の間伐作業を無事に実施することができました。
当日は、事務所へ参加人数を報告後、作業内容に応じて数名ずつのグループに分かれ、それぞれの持ち場で作業を開始しました。

≪写真:伐倒作業≫
間伐では、不要木を伐倒し、安全に配慮しながら玉切りや枝払いを行いました。下刈り作業では、雑草や低木の刈り取りを進め、見通しの悪かった場所も徐々に開けてきました。
作業後は使用した道具の手入れ・片付けを行い、フィールド内の最終点検を終えて事務所へ作業完了の報告をして解散となりました。
森の中には風が通り、下草が整えられたことで林内が明るくなった印象です。
蒸し暑さのなかでの作業、本当にお疲れさまでした。
(行方市 長峰 隆幸)
*4-4 常陸太田市シルバー人材センター 刈払機取扱実技講習会
令和7年6月18日(水) 9:00~12:00 晴 講師 会員3名 講習参加者48名
前年度最後の3月24日に行われた常陸太田市シルバー人材センターの、刈払機適正使用講習会に参加できなかった残りの半数の会員のために、今回の講習会がおこなわれました。依頼内容は「刈払機取扱による様々な就業環境においての刈り方や安全就業などについて」ということで、前回の講習会と同じく、石飛に対する対策や、事故を未然にふせぐことを重点とした内容でした。しかし、日中の高温が予想され、熱中症の恐れがあるので、半日の講習会としました。
高柳町交流センターに集合し、開会式、準備体操の後、旧金砂郷小学校の校庭に移り、3班に分かれて校庭の草刈りの実習をしました。
適度な草の生え方で実習には最適でしたが晴天で気温が高く、適度な休息と水分の補給をしながらの実習でした。
参加者は、草刈りの経験者がほとんどでしたので、機械の操作などには何の問題もありませんでしたが、指示を聞いても勝手気ままに刈り払いをするので、刈り残し部分がでて、手直しをすることが多く、仕事が非効率でした。
始める前に、どう刈るかのプランを考えてといっても、大勢いると好きなところからはじめるようでした。
校庭の草刈りをおえ、テラスの日陰で質疑応答の時間をとりました。メンテナンス全般の説明を行い、終了しました。
次回は、斜面の草刈りの実技講習をしたいとの要望をいただきました。
(取手市 冨田 光紀)
4-5 那珂市「県民の森」整備
令和7年6月19日(木) 9:00~14:30 晴れ 参加者:会員12名
梅雨時だというのに天気が良く日差しが強い。この日の作業は、草刈り組と伐倒組に分かれての作業で、草刈り組は遊歩道と「つつじ山」の草刈り、伐倒組は森のカルチャーセンター南側の「ナラ枯れ」被害木の除伐を行いました。
遊歩道の草は伸び盛りで、ひと月前に草刈りをしたとは思えないほどに草が伸びあがっていました。そうはいっても、一度刈払っているので草は柔らかい。午前中には遊歩道の草刈りは片付きました。「つつじ山」の草はかなり伸びあがっていて少し硬くなり始めていました。5月に刈払いの出来なかった範囲を刈りすすめ、昼食を挟んで午後2時過ぎには、ヤマツツジの植栽範囲とコブシの植栽エリアはほぼ刈り終わりました。

「つつじ山」の草刈り
一方、「ナラ枯れ」被害木の除伐組は、森のカルチャーセンター南側で作業。事前の植物園事務所との打ち合わせで、「ナラ枯れ」の被害で枯れてしまったコナラを今回除伐することになりました。隣接してシラカシもあり、合わせて4本を除伐。今回も、伐倒後に2m程度の長さに玉切りすると植物園の荒蒔さんが重機を操作して片付けてしまいます。やはり機械の力は絶大。南側の樹木を伐ったので森のカルチャーセンターの中に光が入るようになって明るくなったと来園者も喜んでいました。参加者の皆さんお疲れ様でした。
(那珂市 小林 澄男)
4-6 水戸市「梅が丘小学校」学校林整備
令和7年6月20日(金)9時半~15時 曇のち晴 参加者 会員10人
5月は雨で活動が中止となり草木が伸びていたため草刈3人と、強風で枯れ木の倒木もあったため立ち枯れ木の伐倒2人及び北西側の立木の伐倒5人に分かれての作業としました。立ち枯れの木の処理では根元からの伐倒は問題なかったのですが、上部の一部が枯れている立木では高枝鋸では届かない場合もあり放置するのは気が引けましたが、木に登っての作業は限られた熟練の方の作業となるため、道具等を準備し次回以降に行うこととしました。
今年は梅が丘小学校の創立50周年にあたり、学校林の有効活動に当クラブと森林インストラクター茨城の合同で、見学会や工作等の授業に協力することとなりました。7月2日には2年生3クラスで行う「夏を探そう」に参加する予定です。
(水戸市 矢野 輝美)
4-7 水戸市「あすなろの郷」森林整備
令和7年6月21日(土) 9:00~15:00 晴れ 参加者 会員8名
暑い日で、いつものトンビの出迎えがなく、皆「どうしたのかな」と心配。本日の活動は、管理棟新築工事で中断していたアヤメ園周辺の草刈り、近くの枯れた桜の木、檜の大木の伐採、玉切りです。木陰での作業で、汗を搔いても涼しさを感じました。3年程手を付けていない所であり、雑草が伸びています。周辺はアジサイが花を付け、水芭蕉、サツキがあり、刈り払い機の刃が当たらないように慎重に実施。以前は施設の利用者さんが楽しんで散歩していただろう。また安全に散歩できる様、きれいに刈ろうと予定場所以上に奥の方まで手入れが出来ました。太い枯れ木も処分でき、昼食は近くの東屋で。活動配囲を見渡しながら雑談。本日は大変満足の活動でした。参加の皆さんご苦労さんでした。
(笠間市 石脇 忠)
4-8 常陸太田市「西山公園森林」整備
令和7年6月22日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者7名
6月だというのにもう暑いです。また今年も秋まで暑い日が続くのでしょうか。今年度のエリア2回目の作業です。昨年度は急斜面だったことと雨天中止が2回あったため、下刈りは終わったものの間伐は不十分でした。そこで今年度は、スタートから昨年度のエリアでの伐倒を継続しつつ、並行して新エリアで下刈り作業をする2正面作戦を敢行中です。

伐倒隊は、先月残った伐倒木の処理、谷底付近や遊歩道沿いの小径木などに取り組みました。その間、下刈り隊は、東側境界が明確になるよう整備したほか、林道沿いの篠退治などに取り組みました。まだまだ今年度エリアの全貌は見えていませんが、間伐も下刈りも少しずつ進めていきましょう。急ぐ必要もノルマも無いサイトですので、自分のペースでできます。下刈りや伐倒、特に掛かり木処理にじっくりと取り組みたい方のご参加お待ちしております。
参加してくださった方、たいへん暑い中お疲れさまでした。
(東海村 小金沢 知己)
4-9 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
令和7年6月26日(木) 9:00~14:00 小雨のち曇り 参加者 5名 小雨が10時頃に止んだあと、気温が上がり蒸し暑い日でした。この日は草刈りをしました。園路周辺や林床の下草も勢いよく伸びています。駐車場前の芝生などは白い花を咲かせた「クローバー」で覆われていました。写真は駐車場前、刈った草の集積作業です。

また、広場に降りる階段右奥の草むらには、ところどころに「ドクダミ」の白い花が咲いていました。刈払い機で刈り進むとドクダミ独自の匂いがあたりに広がって、暑さを忘れてしまうような清涼感がありました。
(ひたちなか市 五十嵐良隆)
4-10 日立市「小木津山自然公園」整備
令和7年6月28日(土) 晴れ 活動時間 9:00~15:00 参加7人
ともかく酷暑でした。熱中症対策に十分注意して作業する旨を確認し、伐採組とトウテムポ-ル周りの剪定/バ-ベキュウ広場の草刈に分かれての作業としました。
伐採組は兼ねてから池側に迫り出し引き上げに苦労しそうな枯れ松にチャレンジ。プラロック2基を使い、引き起こし(メイン)と補助牽引(サブ)の仕掛けで伐倒トライ。
引き起こしは出来たものの方向がずれてかかり木になってしまい、後処理の手間は想像通りです。その後、枯れ松1本を処理して2時過ぎに片付けをして終了となりました。 「五十嵐さん情報」

トーテムポール(奥にも一本)
写真の左側ポールは先月、被っていた藤ツルを引き抜き枝落として姿が現れました。右奥のお隣さんも同じ感覚で臨みましたが、コナラにも絡んだ太さは大人の腕程に成長。手の届く範囲は剪定除去。見通せるように!(写真参照)。高所の処理は高枝鋸を持参せず、次回となりました。
藤ツル下で作業中、芝スロープで小学校低学年の児童10名ほどがボール遊びを楽しんでいました(学校活動では無くクラブサークル活動)。市民が訪れ、利用されていると聞き、我々の活動にも精が出ます。 「町田さん情報」
芝生スキー場の上部へと続く道筋を刈り上げた時、水飲み場の近くで突然足元から1メートル程のシマヘビが飛び出して来たのでビックリしました。おそらくこの日の暑さを避けて冷たい水道管の元で涼んでいたのかと思います。以前大きな蛇に出会いましたが今回のは別物でした。 「関さん情報」
ともかくの酷暑で水分補給を頻繁にしての作業で、枯れ松大木の伐採と中央広場の整備を無事終了しました。利用者の方もグループや個人で北展望台周辺の利用者が増えています。
酷暑の中皆様作業ご苦労様でした。
(日立市 西村 啓)
4-11 笠間市 「東性寺裏山」整備
令和7年6月29日(日)晴れ 9:00~15:00 参加者 会員8名
体験者1名の参加。常陸太田市から遠路1番乗りで来てくれました。今日は裏山全体の草刈りをやりましょうと、まずは山道の草刈りを始め、軽トラが運行出来るよう始めました。駐車場周辺はチップソーでなくロープでの草刈り。草が固まらず、一様に撒いてくれ、ゴルフ場の様に美しく出来ました。チップソーメンバーは1ヵ月前に刈込んだ篠竹を再度刈込み。体験者は、初心者でなくベテランです。チップソーも変形型の刃を付けて、まだ刈り込んでいない範囲を刈ってくれました。作業終了時には予定範囲が終わり駐車場に戻り、終了。ミーテングで体験者が「今日は楽しかったです」と言ってくれて良かったです。暑い中ご苦労さまでした。
(笠間市 石脇 忠)
*4-12 東海村「東海保全林(天神山)」整備
令和7年7月2日(水)9:00~14:00 曇のちゴロ 参加者8名(内会員7名)
今までに例がない、雨天順延で今日が三度目の正直。待ちに待った草刈りがやっと出来ると好事家の面々が集まった。この時期は、梅雨真っ盛りの微妙な時期で保全林活動が出来るかどうか大いに気を揉む。今草刈りを済ませておかないと、益々背が高くなり固くなり、ツルは伸び放題に伸びて作業の行く手を阻むのだ。

ここは、北側法面下の平場だ。何時ものようにスッキリ仕上がった。この後、決して目立たないがU字溝に落ちた草を取り除いて初めて仕上げになる。この作業を根気よくやり抜いてくれる会員がいる。頭が下がる。
今日の心残りは、上の祠周辺の平場まで刈り上げることが出来なかったことだ。クズの蔦が伸び放題で後々私たちを苦しめることになるだろう。
(那珂市 神永 正千代)
*4-13 水戸市「梅が丘小学校」生活科授業に参加
令和7年7月2日(木) 9:00~11:30 晴れ 参加者:会員3名、(児童96名)
水戸市立梅が丘小学校2年生の生活科の授業で、隣接する学校林「どんぐり山」を利用した「夏を探そう」という取り組みに、森林インストラクター茨城のメンバー3名とともに協力しました。今回は初めての取組みでしたが、無事に授業を終えることができました。
2年生は32名のクラスが3クラスで総勢96名。それに先生とボランティアの大学生が付き添いました。いばらき森林クラブと森林インストラクター茨城の会員6名は、2名ずつ各クラスについて森に入りました。森の中は、子供たちが入ると、にわかに賑やかになりました。そして、ミミズの出現に大騒ぎになると、ここぞとばかりミミズの役割などの説明。落ちていたクヌギの枝を持ってきて「これなーに?」との質問には、クヌギのどんぐりが1年半かけて成長することを説明。子供たちは、昆虫や木の実などを見つけては、質問してきます。子供たちの知りたいというパワーを感じた質問攻めの45分間でした。

「どんぐり山」で夏探し
昨年度、「どんぐり山」の整備を進める中で、この森の活用について学校側と話題になり、今年になってから森林インストラクター茨城とも連絡を取って、「どんぐり山」の活用方法について打ち合わせを行ってきました。今回は、その最初の取組みです。今後も「どんぐり山」の整備を進めながら、森林インストラクター茨城と協力して子供たちが森や自然環境にふれあう手助けをして行く予定です。
(那珂市 小林 澄男)
*4-14 水戸市「水戸市森林公園 草刈り体験」参加
令和7年7月5日(土) 9:00~11:30 晴れ 参加者:会員9名
水戸市森林公園の恒例行事となっている森づくり体験の「下草刈り体験」があり、水戸市在住及び近隣の会員が参加しました。
先ず、森の交流センターで開会式があり、あいさつや下草刈りの説明などを聞いた後、草刈り場所である「百年桜の森」まで歩いて移動。これがちょっと遠い。今回は、いばらき森林クラブ唯一の高校生会員も参加。高校での部活動の話などをしながら歩きました。

生長したアカマツの下草刈り
「百年桜の森」には、タイリョウザクラとアカマツ(マツノザイセンチュウ抵抗性アカマツ)が植えられており、令和4年の植樹祭で植えられたアカマツはすでに背丈をこえるほどに育っていました。「百年桜の森」に着くと早速、下刈り開始。参加団体ごとに区割りされた担当エリアに分散して刈払機で刈払って行きます。刈払機の無い会員は鎌で植栽されているアカマツなどの根元の草刈りと蔓切り。草刈り作業は、1時間程度で終了となりました。その後、また、歩いて森の交流センターに戻り、用意していただいたカレーを食べながらしばし歓談。ごちそうさまでした。その後、田野川源流部でつくられたお米のプレゼントをいただき、解散となりました。参加者の皆さんお疲れ様でした。
(那珂市 小林 澄男)
4-15 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
令和7年7月6日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00 参加者5名
風もなく蒸し暑い天気でした。夏の到来を感じます。
今回の活動内容は植林したエリアの除草作業です。先月は雨天による活動中止のため二ヶ月振りの作業になります。

この季節の雑草の成長は活発で、前回綺麗に刈ったはずの雑草が一面腰の高さまで伸びており、植林した苗が雑草に完全に埋まっていました。除草作業に午前と午後の丸一日かかってしまいました。
植林した苗は倒れてしまったり、蔓に絡まったり、目印のピンクテープが外れて分からなくなってしまったり。また、雑草と一緒に刈ってしまったりして、3/4程度になってしまいました。
植林とは植えたら終わりではなく、継続的に手入れが必要な根気のいる作業と知りました。
(小美玉市 伊野 真文)
4-16 ひたちなか市「西光地緑地」整備
令和7年7月7日(月) 9:00~12:00 曇り 参加者 5名
曇って少し風もありましたが、蒸し暑い日でした。今回は道路沿いの草刈りをしました。作業中は「カラーコーン」や「作業中の看板」を配置して注意喚起をしています。
休憩は隣の公園で取りました。JR常磐線がすぐ近くのため通過する電車がよく見えます。そして特急列車の通過音は迫力があります。
昼頃までには予定していた区域をほぼ刈り終えることができました。また、前回と同じように、草地に突き出ている古い切り株の一部をチェンソーで切り取りました。

休憩中(緑地隣の公園)
(ひたちなか市 五十嵐 良隆)
4-17 水戸市「あすなろの郷」森林整備
令和7年7月12日(土) 曇り後晴れ 9:00~15:00 参加者 7名
今日は、猛暑から2~3日気温が下がり、涼しさを感じました。集合場所から各人の車で活動場所へ移動し、ここで伐倒組、草刈り組と分かれました。伐倒組は、あすなろの郷が出来た頃に道路沿いに植樹した桜の木の伐倒。周辺の杉の木が大きくなり、陽が当たらず枯れて来た桜の大木です。歩行者、車両に危険と思われる約20本程が伐倒対象で、順次、伐倒、枝払い、玉切し、道路脇に積み重ねる。道路端から順番にロープ、チルホールを使い、倒しました。
草刈り組は、社宅周辺を4名で実施。作業もスムーズに進み、当初は1棟のみの予定が3棟分綺麗に片付きました。午後から1名は伐倒組へ加勢。あすなろの郷の担当者(本日は代理)が、「伐倒組の皆さんは無駄な動きをせず手際がよく、順に倒し、枝払い、玉切り、積み重ねと、ものすごく効率よく動きますね!見とれました」と言いてくれ、嬉しかったので、頑張りました。桜の木は10本程残りましたが時間となり、本日の作業を終了としました。皆さんご苦労さまでした。
(笠間市 石脇 忠)
4-18 潮来市「水郷県民の森」整備
令和7年7月13日(日) 午前9時集合~午後3時解散 晴れ 参加者 6名
この日は朝から青空が広がる晴天となり、最高気温は27度。日差しも強く、日陰にいても蒸し蒸しとした暑さが残る中での作業となりました。動き始めるとすぐに汗が噴き出し、作業を終える頃には服がびしょ濡れになるほどの陽気でした。
活動内容は下刈りと伐倒作業。参加者はそれぞれの役割に分かれて作業を開始しました。
杉林内では、安全確認をしながら不要な木の伐倒や整理を進め、下草の刈り取りも同時に行い、山の環境整備を進めました。

≪写真:ヤマユリ≫
今回の作業で特に印象的だったのは、前回の下刈りの際に注意深く残しておいたヤマユリの存在です。参加者が苦労して守った甲斐もあり、山のあちこちで見事に花を咲かせたヤマユリが、その姿を見せてくれていました。
白く大きな花が林内に点々と咲き誇る様子に、参加者からも笑顔がこぼれるひとときとなりました。
この時期は、刈っても刈ってもすぐに伸びる草との闘いが続きますが、地道な作業の積み重ねが山の美しさを守ることにつながります。
暑い中での作業となりましたが、参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。
(行方市 長峰 隆幸)
4-19 東海村「東海保全林(前谷津)」整備
令和7年7月16日(日) 9:00~12:00 晴 参加者6名(内会員5名)
もう、空模様によって活動を延期したくないので、何日も前から天を仰いで祈っていた。あろうことか、不信心の私の願いが通じたのだ。薄陽が射す時間もあり大いにその気にさせる。早速集合した会員と共に現場に向かった。

5月に草刈りをしたのに、もう膝丈ほどまで伸びている。カヤなどはこれ以上放っておくと更に伸びて固くなり、刈るのにも一回払っただけでは倒すことが難しくなる。一気呵成に仕上げてしまいたいのだが、何しろ暑いのだ。熱中症で倒れてしまっては何のためのボランティアか分からなくなってしまう。好きな活動を楽しんだ先に清々しい結果が付いてくるのだから。共同墓地の西側にある、枯れて危険なクリの木の伐採も難なく済んで、一応本日の作業も予定通り終える事が出来て一安心した。
(那珂市 神永 正千代)
4-20 那珂市「県民の森」整備
令和7年7月17日(木) 9:00~14:10 晴れ 参加者:会員13名
梅雨明け宣言はないが暑い日が続き、朝から蒸し暑い。今回は、遊歩道とナツツバキ植栽エリア(「なつつばきの丘」と呼びたい)の草刈りを行いました。
集合場所の駐車場に着くと既に数人の会員が集まっていました。そして、暑い時期にもかかわらず、たくさんの会員が集まってきて、今日はにぎやか。作業範囲の説明をして、早速園内へ車で移動して作業を開始しました。
遊歩道は、雨が少なかった影響なのか、あまり草が伸びでいませんでした。ここは主にヒモを付けた刈払機が活躍して午前中には刈り終わってしまいました。
「なつつばきの丘」は、アズマネザサが多く、まだ雑草地状態にはなっていません。アズマネザサは、6月ころまでに前年蓄えた栄養分を使って葉を茂らせて生長すると聞いていたので、エネルギーを使い果たしたところで刈払いをするのが今回の狙い。そのすきにいわゆる雑草が生い茂れば、早く草地にできるのではないかともくろんで、今回の刈払い場所を決めました。昼食後、「暑いのでもう中止にしようか」との声もありましたが、しばらく休むと結局一斉に草刈りを始めて、午後2時前には予定したエリアを借り終えました。最年長(90歳)の吉崎さんを始め、平均年齢はかなり高いのですが、皆さん、とっても元気です。
ところで、今回は、熱中症気味の会員が発生してしまいました。木陰で水分を取り、凍ったペットボトルを抱えて風に当たりながら休んでもらいました。しばらくして、作業を再開できましたが、暑い時期は無理は禁物です。お互いに気を付けましょう。

たぶんモンスズメバチの巣
また、ハチ刺されも3人出てしまいました。ひとりは、小型のアシナガバチによる被害で、遊歩道にはみ出したアズマネザサを切っていて手を刺されました。あとの2人は、同じ巣のスズメバチの仲間(たぶん、モンスズメバチ)に複数個所を刺されました。水洗いしてエクストラクターで吸い出し、ムヒ(できればステロイド剤入りの塗り薬が良いとのこと)を塗って処置しました。幸い、3人とも病院に行くほどの症状は出なかったようです。この日は,もうひとつモンスズメバチの巣らしいものがあり駆除しました。これからの季節の草刈りは、ハチに要注意です。
参加者の皆さん、熱い中大変お疲れ様でした。
(那珂市 小林 澄男)
4-21 水戸市「梅が丘小学校」学校林整備
令和7年7月18日(金)9時半~15時 晴 参加者 会員10人
数日続いた雨の後とあって蒸し暑い中での活動となり、熱中症予防に配慮しながら、前回同様草刈と伐倒に分かれての作業です。隣地際での伐倒が多い上、敷地側の倒す方向には多くの木々が茂っており、隙間を狙って倒す方向を定めての作業のため、ベテランのアドバイスを受けながら慎重に行いました。予定通りの方向に倒したときは達成感を味わえましたが、思わぬ方向に倒れた時は原因を追究し、次に生かせるよう反省しながらの作業となりました。

前月の報告で記載した「夏を探そう」の授業協力は、クワガタやコガネムシ等の捕獲、木の種類やどんぐりからの芽吹いた木々の説明等、生徒の質問に答えながらあっという間に時間が過ぎました(写真参照)。本日は学校の意向でどんぐり山での当クラブの活動状況を、DVDで生徒に見せることとなり、15m程度の杉の木の伐倒の手順を一通り撮影しました。
(水戸市 矢野 輝美)
4-22 阿見町「小池城址公園」整備
令和7年7月21日(日)9時~15時 曇 参加者15名(内会員 9名)

薪割り作業の様子
予想最高気温が35℃との天気予報の中、蒸し暑い朝を迎えました。小池城址公園に集合し、朝のラジオ体操で汗をかいてしまいました。それでも、熱中症と蜂に注意し作業を開始しました。今日は竹炭の火入れを実施しました。午後3時ころ、煙の状況を確認して、火を落としました。窯出しは次回の活動日です。今回、初めて霞ヶ浦環境センターからエンジン付き薪割り機を借用し、伐採したコナラを割って薪を作り、東屋の床下に置いて乾燥するのを待ちます。前回、残っていた、ケヤキの下の草刈りを実施しました。今の季節は草を刈っても刈っても次回の活動日には元に戻って、果てしないのですが、草刈りを続けるしかありません。4月にシイタケのコマを打ったホダギを仮伏せ場から持ち出し、本ぶせしました。本日も事故なく、活動を終えることができました。
(石岡市 浦井 稔)
4-23 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
令和7年7月24日(木) 9:00~12:00 晴れ 参加者 6名
連日暑い日が続き、この日も厳しい暑さのため午前中だけの活動になりました。駐車場周辺と園路沿い、そして斜面緑地の一部の草刈りをしました。写真は斜面緑地の様子です。林内は強い陽射しが和らぎますが、下草やツル草が繫茂しています。

休憩は早めに取りました。お茶を飲みながらゆっくり休みました。また、前月仮置きした草を熊手で掻き寄せると、下側は茶褐色で堆肥のよう状態でした。ひと月の間の変わりようです。微生物の働きを実感しました。
(ひたちなか市 五十嵐良隆)
4-24 日立市「小木津山自然公園」整備
令和7年7月26日(土) 活動時間 9:00~15:00 晴れ 参加7人
連日の酷暑で、小木津山公園は海風で日陰は涼しいと感じますが、作業は汗だくでした。公園の全面開放は南のアクセス道路工事再開/終了後の今期末との情報ですが利用者は口コミで増えています。
今回も避難小屋近くの枯れ松の大木2本の伐採と前回取り掛かった2本目のトウテムポ-ル周りの剪定、バ-ベキュウ広場の草刈に分かれての作業でした。

トーテムポール
左前回、右今回整備
伐採組はいずれも大木のため伐倒方向に注意を払い安全を確認して技術を駆使しての作業です。ともかく暑く玉切り後のかたずけは汗だくでした。
2本目のトーテムポールの整備は藤つるが太く高いところまで絡まっていましたが高枝切り鋸を駆使しての作業で全体が見えるようになり2本立てのトーテムポールが初期の景観を取り戻せました。
バーベキュー広場と周辺のつつじエリアの整備で夏場の利用者は快適になりました。
ともかく酷暑でしたので10時の一休みの後、作業を昼過ぎまで継続して食事後14時過ぎ熱中症対策で早めに作業を終了しました。
酷暑の中皆様作業ご苦労様でした。
(日立市 西村 啓)
4-25 常陸太田市「西山公園森林」整備
令和7年7月27日(日) 9:00~13:00 晴れ 参加者5名
熱中症警戒アラートが連日発令されているなか、暑さをものともしない精鋭5名が集まりました。とはいえ行政が「不要不急の外出は控えましょう。」「屋外での作業やスポーツは危険です。」と呼びかけているのです。市民としては小まめに水分補給しながら、木陰で作業することにします。今回も昨年度下刈りが済んでいるエリアでの伐倒作業と、今年度のエリアの下刈りを並行で進めます。

西山では、掛かり木処理をたっぷりと実習できます。午前中かけて、ロープで引いてみたり、回転させてみたり、様々な方法を試行錯誤しながら、思う存分勉強できました。その間、下刈り隊はコツコツと作業を進めましたが、エリアが広いのと蒸し暑いので、なかなかはかどりません。
お昼は駐車場脇の木陰で取りました。ここは、谷から吹き上がる風があって過ごしやすいです。休憩して元気が復活しましたが、熱中症になって迷惑をかけないよう、午後の作業は中止しました。8月は暑いので作業予定なしにしていますが、7月も変わらないなと感じます。暑い中参加くださった皆さまありがとうございました。また9月からよろしくお願いします。
(東海村 小金沢 知己)
4-26 ひたちなか市 「津田・風致地区1~4」整備(6月~7月)
令和7年6月3日~7月22日 毎週火曜日 計6回 参加者延33名
風致地区1は、5月と6月が雨で活動中止になったため草が大きく茂っていると思っていましたが、5月にSさんが刈ってくれたおかげでそれほどでもありませんでした。法面のホタルブクロは花が終わっていて残念でした。若竹が竹林の外にもたくさん生えていたので全て伐採しました。竹林の中の間伐までは手が回りませんでした。

風致地区2 竹林の外に生えた若竹
風致地区2では、7月のみ活動しました。若竹が今までにないくらい沢山生えていたので、竹林の外に生えた竹を全て伐採することにしました。参加者が8名と多かったので昼までにほぼ完了できました。
風致地区3では、6月に全域の草刈り、ビオトープに丸太橋を設置し、竹で垣根を作り設置しました。7月は雨で中止になりましたが、風致地区4の活動のときに全域の草刈りを合わせて実施しました。

風致地区4 小場江用水に掛かった木
風致地区4では、地主さんからの連絡を受けて6月10日に雨の合間を縫って小場江用水に掛かっている倒木の撤去処理を急遽実施しました。予定した活動日には、全域の草刈り、不要木の伐採を実施しました。また、桜の木が倒れていたので、処理しました。
7月は毎回熱中症警戒アラートが発表されていたため、熱中症防止のため活動は午前中で終了としました。
(ひたちなか市:菊地 寿雄)
4-27 那珂市「県民の森 木工の家」間伐材利用活動(6月~7月)
6月と7月の活動は 4回実施。 参加会員延べ35名
水戸森林公園のフェスタも終えて一段落しておりますが、秋口には出店予定が続くのでのんびりしている暇なしのはずです。処が今一進まないのは此の酷暑のせいではないでしょうか?
「自宅で過ごす」より涼しいはずですが風が吹かないとこの木工の家も蒸し暑く、木陰に設置した作業机を日陰に移動しながらとなります。写真は西山の活動で枯れ木伐採し、丸太椅子用に収集した断片です。目が細かく、数えると96年は経っていました。「サワラ」と聞き魚と同じ樹名なので興味が沸きました。

長寿と思われましたが福島県沢尻の大ヒノキ(実はサワラ)が有名で樹齢800-1000年。根元周り12m樹高34m。国内最大巨樹があるとの事。サワラは香りが少ないのでお櫃に利用。古河市には200年樹齢木がある(ネット情報です)。西山の環境がいつ頃か合わなかったのかな?
11月は出店予定が続く為、今秋も熱い予想ですが熱中症に気を付けて精を出しましょう!
(城里町 渡辺 健)