最近の活動報告(令和7年4月~令和7年5月)

 *印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。

4-1 那珂市「静古徳古道」ハイキング
 令和7年4月5日(土) 10:00~14:00 晴れ 参加者:会員8名
 今回の春のハイキングは、那珂市の古徳沼から冒険の森を経由して静峰公園まで行って、古徳城址を通って古徳沼に戻るコースを歩きました。


静古徳古道の案内地図

 朝は、 古徳沼の白鳥見学者用駐車場に集合。参加者が揃ったところで、早速歩き始めました。まずは古徳沼。咲き始めた桜が迎えてくれました。古徳沼の堰堤を歩いて対岸へ回り、そこから約半周して市有林方面の林道に入りました。ここからは森の中。少し歩くと那珂市有林のヒノキ林。明るく整備された林内を通って途中から右折。しばらく歩くと未舗装の車道に出て、そこから右回りでロータリーの森コース。ヒノキ林の中を下り、谷津沿いの道を歩いて、スギ林の緩い坂を上るとT字路に突き当たり、そこを右折。近くに牧場があり、少し匂いがしてくる。しばらく尾根を歩いて下りに差し掛かると右側は林床にシダの多いヒノキ林。林内はあまり手入れがされていない様子。少し下ると左側にスギの大木が並んでいて、雰囲気は深い森の小路。ゆるやかに下って行くと谷津に出た。谷津を越えると林道があり、左折してすぐに冒険の森がありました。ここは、森林ボランティアの「なか自然の会」が整備している森で、落葉樹の明るい森です。森の奥にはアップダウンのある遊歩道が整備されており、時間に余裕があるし、せっかくなので、そこも歩くことにしました。細い道を下って行くと窪地に降り、そこから急な坂を登ります。尾根に上がったところで今度は階段になっている道を下り、次の窪地へ。そこからの急な登り坂はしばらく続き、「だまし討ち」と責められてしまった。登りきると冒険の森の頂上で、そこには立派な小屋が立ててありました。
 冒険の森の頂上で一休みして静峰公園を目指して出発。尾根伝いに北へ向かい、下って登って送電鉄塔の下を通って車の通れる道に出た。ここで左に曲がって斜面を降りて行くと墓地に出た。そこに「斎藤監物の墓」がありました。齋藤監物は、桜田門外の変に参加した静神社の神官だとのことです。そこから春の日差しを受けながら静峰公園へ移動。5分咲きと言ったところですが、サクラの花が迎えてくれました。桜の丘に登り、日差しを避けて四阿で昼食。
 昼休み後は、サクラを見ながら静神社へ移動して参拝しました。神社の正面の階段はかなり長くつらそう。そこで、階段脇の道を下って鳥居に出ました。静のため池の東側から人家の脇を通って森の中へ入るところですが、そこのスギ林は伐採されていました。しばらく伐採跡の道を登ってから左折すると尾根伝いに古徳沼へ抜ける道です。スギ林や雑木林の中をしばらく歩くと古徳城址の主郭に出ました。城跡を通って最後に階段を降りるといきなり古徳沼。比較的高低差の少ないコースとはいっても、歩きでのあるハイキングとなりました。
 参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-2 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年4月12日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00  参加者7名
 4月になりだいぶ春らしくなりました。田んぼからはカエルの鳴き声が聞こえ、近くの溜池では亀がのんびり泳いでいました。

 今回の作業は竹林の間伐です。竹はすぐに高く成長してしまい、密集すると伐採が大変になります。まだ竹が生え始めて柔らかくて小さいうちに切り倒しました。
 次に、3月に植林したエリアの整備を行いました。植林した時は折れてしまいそうな細い苗木でしたが、無事に根付いた様子で柔らかい小さな葉が開き始めていました。100本近い苗を一本一本見て回り、添木に固定する紐を締め直しました。
 雑草も力強く生え始めています。草刈りの季節の到来を感じました。

(小美玉市 伊野 真文)

4-3 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年4月13日(日)9時~13時 曇のち雨 参加者7名(内会員4名)
 昨日の天気予報では雨の予報が出ていましたが、当日、朝起きると曇り空で、曇りのち雨の予報に変わっていました。急いで弁当を用意して小池城址公園に到着すると、なんとか作業ができそうでした。早速朝のラジオ体操で体をほぐして、前回用意したシイタケのホダ木にシイタケ菌のコマを打ち込みました。これと並行して、竹炭の材料の準備と遅れている林床の草刈りを実施しました。そうこうしているうちに、雨が降り出しました。雨にもかかわらず、数人で竹林にタケノコ堀りに行きました。タケノコ堀りには時期が早かったようですが、何本かの収穫がありました。雨が止みそうもないので、昼食後、作業を中止して解散しました。このところ、天候に恵まれないので、次回は好天を祈ります。

(石岡市 浦井 稔)

4-4 東海村「東海保全林(押延ため池憩いの森)」整備
 令和7年4月16日(水)晴れ 9:00~15:00 参加10名(内会員9名)
 里山は春真っ盛りである。山桜、芽吹き、野鳥のさえずりと空の青。清々しいこの季節が大好きだ。今日は、そんな舞台に相応しくない枯れたコナラやサクラの伐採作業に果敢に臨む。役場の担当者さんに道路使用許可を取って頂き安心して作業が出来ました。いつも細やかなお気遣い有難うございます。
 この押延ため池憩いの森の中を貫く道路上に覆い被さるように何本もの枯れたコナラやサクラの木が通行者を危険に晒している。

 左側は、他の地主さんの山林であり気を遣う作業に万全を尽くす。こうした作業を繰り返して当初予想をしていた以上に成果を上げて危険木の除伐を終える事が出来た。
 今回は、協力団体のみどりの会の強力助っ人も参戦し、大いに活躍して頂いたのも本日の成果の一因にもなっていた。少しずつではあるが関心を持っている次世代の会員が増えていく事は心強い。

(那珂市 神永 正千代)

4-5 日立市「小木津山自然公園」整備
 令和7年4月19日 (土) 活動時間 9:00~15:00 晴れ    参加8人
 先月末にR6年度活動実績報告とR7年度の補助金申請を済ませました。今期の初日の活動は夏を思わせる暑い日で汗だくの活動でした。
 昨年の豪雨による被害で使用禁止になっていた入り口駐車場の修復が終わり3ケ所とも整備されました。トーチカのような側壁は植物が出始めていて、やがて緑に覆われる気配で変化が楽しみです。一時中断の南展望台への新アクセス道路は、年内完了予定で工事再開と表示されていました。
 南展望台への通路は工事のため車の立ち入り禁止継続ですが、北展望台への通路修復が終わって今後この方面の整備が可能となりました。利用者から北展望台周辺のつつじエリアはつつじが見えないほどブッシュ状態とのことで手入れを依頼されました。
 次回以後逐次整備を進めることにして、今回は避難小屋周辺の枯れ松処理と中央広場周辺の整備を行いました。このエリアは見通しが良くなって利用者が増えています。

≪中央広場の整備≫

 春もみじというのだそうですが新緑の萌える季節で素晴らしい景観となってきました。中央広場周辺のつつじが咲き始めて今後満開。昨年から新つつじエリアとして定着してきました。整備の効果が一役買っていることを実感できています。
 避難小屋周辺の枯れ松はまだまだあるのが実情ですが、散策路周辺のものはほとんど伐採しましたので、今後南展望台周辺などに活動エリアの移動を検討します。

(日立市 西村 啓)

4-6 「森林土壌と樹木」講演会
 令和7年4月20日(日) 13:00 ~ 15:00 晴れ 参加者:会員21名
 会員総会の午後、恒例の講演会が開催されました。今回は、森林土壌の特徴や樹木との関わりなどについて、長年茨城県職員として森林土壌の研究や調査に携わってきた益子義明先生に講演していただきました。
 最初にプロジェクターを使って土壌の基本的な分類や性質、成り立ちなどの説明がありました。用語も写真も初めてお目にかかるものばかり。また、調査では土の垂直な面が見えるように掘り下げるのが大変なこと、色合いや柔らかさ、湿り気などで分類することなどの説明がありました。土はみな同じように見えますが、いろいろな種類があって、黒ければ栄養豊かというわけでもないようです。


土壌断面を示しながらの説明

 その後、屋外に出て植物園のリニューアル工事で掘削された場所を見学(当日は日曜日で工事は休み)。関東ロームや黒ぼく土を実際に見ながら確認しました。さらに、北側斜面の部分を一部切り崩した即席の土壌見本で説明がありました。上から、落葉などの腐食した層(Ao層)、有機物の分解が進んだ層(A層)、有機物を含む褐色の土壌の層(B層)などを実際に見ながら説明がありました。また、土壌見本の土を取って、親指と人差し指の間に挟んで強く押しつぶした時の水分の状態を確認したり、土壌見本を指で押して柔らかさを確認したりしてみました。そして、研修室に戻って質問タイム。色々な質問に分かりやすく答えていただきました。
 忙しい中、快く講師を引き受けていただいた益子先生に感謝いたします。ありがとうございました。

(那珂市 小林 澄男)

*4-7 常陸太田市「西山ヒノキ林」植物調査
 令和7年4月21日(月) 10:00~12:00 晴れ  参加者:会員4名
 前回の会報で、環境調査チームの募集を行い、第1回目の調査として西山公園に隣接するヒノキ林を歩いてきました。
 調査では、西山公園の駐車場から遊歩道に入り、階段を上がって突き当りのT字路を左折、そこから100mくらいのところから林内の歩道に入りました。この道は、昨年度と今年度の活動エリアの境界となっている尾根道です。以前、通り抜けられるように整備していたのですが、途中から藪になっていました。以前の記憶をたどって道を下って行くと上諏訪神社の裏側に出ました。神社の祠にお参りして、参道沿いに西山高校の方へ歩き、2つ目の尾根道にでる細い道を登り、遊歩道に出て駐車場に戻りました。


こんなところにムサシアブミ

 調査は、参加者が目についた植物の名前をすべて記録して行くというもの。分からない植物は、一緒に歩いた安嶋先生に教えてもらいました。今回の調査で記録した植物数は77科172種で、このうち開花が見られたのは27種でした。林内を歩いたので、低木や比較的日陰で育つ植物が多かったようです。茨城県の絶滅危惧種に指定されている植物は1種類。ウラジロとコシダというシダが隣接して生えているところや、ショウジョウバカマが群生しているところなどもありました。いばらき森林クラブの長年の整備の結果、林床の植生が比較的しっかりしており、生物多様性を維持できている森であると感じました。
  *この環境調査は、基本として安嶋先生同行で行う予定です。

(東海村  齋藤 由美子)

4-8 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
 令和7年4月24日(水) 9:00~15:00  曇り  参加者10名
 園内は桜の花が散って木々の若葉が芽生える季節になりました、遠くからはキジの鳴き声も聞こえてきます。今回は草刈りと枯損木の伐採をしました。

 草刈りは駐車場周辺と斜面下の園路沿いでした。夏場の草刈り時に手間取る、「フジ」や「クズ」がもうツルを伸ばし始めています。伐採は斜面中段にある枯損木です。根元の幹が虫食い状態で痛んでおり、斜面下側に大きく傾いた状態でした。写真は伐採後、斜面での玉切り作業です。
 そして、この日は新入会員1名の参加がありました。刈った草の集積や伐採した枝の片付けなどの作業を一緒にしました。

(ひたちなか市 五十嵐 良隆)

4-9 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年4月29日(火) 午前9時集合~午後3時解散 晴れ 参加者8名
 雨上がりの天気の良い朝、最高気温は23度で、湿気は残るものの風が心地よく、屋外作業にはやや汗ばむ陽気でした。
 この日は、杉の木の間伐と下刈りの作業を実施しました。参加人数を事務所に報告のうえ、作業内容ごとに数名ずつのグループに分かれて活動を開始しました。


【下刈り作業】

 杉林では、安全に配慮しながら不要木を伐倒し、玉切りや枝払いまで行いました。フィールド内の雑草や低木の刈り取り作業も進め、作業エリアの整備を行いました。
 作業終了後は、全員で道具の片付けとフィールドの点検を行い、事務所に終了報告をして解散となりました。雨上がりのやわらかな日差しの中での活動となりました。参加者の皆さま、お疲れさまでした。

(行方市 長峰 隆幸)

4-10 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年5月5日(日)9時~15時 晴  参加者6名(内会員4名)


小池城址公園のギンラン

 最近、小池城址の活動日は天候に恵まれていませんでしたが、本日は快晴、気温23℃と絶好の作業日和です。異常気象と言われる昨今ですが、小池城址には例年通り、新緑の中キンランが黄色い花をつけています。ギンランも清楚な白い花を咲かせています。いつまでもキンランやギンランの咲く環境が守られることを願います。朝礼の際、嬉しい報告がありました。地域の自治会の方々に、年2回30人規模で草刈りを手伝っていただけるとのことです。草刈りが一気に進むかもしれませんし、地域の方と連携することは重要です。本日の作業は草刈りと竹炭の準備です。皆で谷津へ下る斜面の草刈りを実施ました。暫く草刈りしていなかったようで、背の高いササや灌木、つると格闘しながら草を刈りました。苦労しましたが、なんとか、谷津へ下る斜面の草刈りを終えました。

(石岡市 浦井 稔)

4-11 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年5月11日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00 参加者6名
 熱中症の注意が必要な日差しと暑さでした。
 午前の作業は植林したエリアの除草です。先月は小さかった苗木の葉が、鮮やかな緑色の若葉に成長していました。雑草も大いに成長していて、苗を隠してしまうほど生い茂っていました。添木に巻いたピンクテープを頼りに、苗木を切らないように注意しながら刈り払い機で除草しました。

 午後は竹林の間伐です。今まで入らなかったエリアのため、竹が密集して生え、その隙間を枯れた竹が塞ぐように倒れています。倒れた竹を取り除き、立ち枯れた竹を切り倒しました。来月以降継続して整備を進めていきます。

(小美玉市 伊野 真文)

4-12 那珂市「県民の森」整備
 令和7年5月15日(木) 9:00~15:00 晴れ 参加者:会員11名
 今年度最初の活動です。朝のミーティングに植物園管理事務所の荒蒔さんがあいさつに見え、日ごろの活動への感謝と今年度から指定管理者が変わったが今後も引き続き活動を続けてほしいとの話がありました。
 朝のミーティングでは、活動エリアの遊歩道やヒトツバタゴ植栽エリア周辺の草刈りの組とナラ枯れによる危険木の伐採組の二つの組に分かれて活動することをお願いして作業に取り掛かりました。


ヒトツバタゴが咲きました

 草刈り組は、いつもの場所に駐車するとすぐに草刈り作業を開始。「もみじ谷」から「なつつばきの丘」をめぐる遊歩道、「つつじ山」周辺の遊歩道の草刈りは午前中でほぼ終了し、昼食を挟んでヒトツバタゴの植栽エリアに加えて「つつじ山」の草刈りもかなりの部分が終了しました。まだ柔らかい初夏の草は刈りやすく、作業が進みます。刈払われた「つつじ山」では、吉崎さんがヤマツツジの株元の整理や蔓切りを行いました。遊歩道が歩きやすくなったので、ヒトツバタゴの花が遊歩道を歩く来園者の目を楽しませることでしょう。
 伐倒組は、県民の森の一番奥のあたりで、道路に枝を落としていたナラ枯れ被害を受けたコナラの除伐を行いました。植物園の荒蒔さんに重機を操作して支援していただいたので、道路上に倒して玉切りをすれば、あとは重機で道の外へ出してしまいます。休憩と昼食を挟んで6本のナラ枯れ被害木を伐採して処理することができました。まだ危険木があるので、次回の活動時にも伐採を行って、来園者が安心して森の中を歩けるようにする予定です。参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-13 笠間市 「東性寺裏山」整備
 令和7年5月18日(日)9:00~15:00 くもり   参加者 会員5名
 雨上がりの裏山は全体に霧がかかっています。草、若い笹は湿り気がありました。天候が不順で参加者が少なく、全員で裏山全般の草刈りをやりましょうということで作業開始。日が良く当っている所は背高く、傾斜部はあまり伸びてない(日当たりが悪く)。笹は湿り気があり刈り易かったです。雨あがりで気温も上っておらず、汗をかいたあとでは寒さを感じました。休憩、昼食も早く切り上げ、寒さ対策で作業開始。そして、本日の予定作業終了。皆さんご苦労さんでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-14 水戸市「梅が丘小学校」整備
 令和7年5月19日(月)9時半~15時 曇 参加者 会員7人
 4月は雨のため中止となり、今回も昨夜からの雨が降り止まず、迷いましたが集合時間までには止む予報でしたので、予定通り行うこととしました。メンバーの皆様も迷ったと思いましたが7人参加していただきました。          
 通路や林内の草刈2人と北西側の立木の伐採5人に分かれての作業としました。隣地に近いのでロープやチルホールを使用しての作業のため、5~6本の伐倒と玉切り小枝の集積で作業終了となりました。今後は参加人数次第ではありますが、草刈り伐倒の他、落ち葉プール作りや通路の整備等も併せて行っていく予定です。学校側と調整中ではありますが、伐倒作業状況を子供達に見学させる計画もあります。

(水戸市  矢野 輝美)

4-15 東海村「東海保全林(前谷津)」整備
 令和7年5月21日(日) 9:00~15:00 晴 参加者12名(内会員10名)
 初夏なのに、梅雨も明けてないのに今日は暑くなるぞっ、とテレビでは昨日から天気予報の人が言っていた。幸い真夏日にはならないが身体がまだ暑さに慣れていない。熱中症注意だ。とは言うものの、ここ前谷津は東からの風がいい感じで吹き抜けて行く。

 今日は、自然と、伐採と草刈りと二手に分かれ作業を進める流れになった。抜群に心掛けの行き届いた会員が刈払い機を持参している。力強く、広い前谷津の現場を見事に仕上げた。まさに手練れの業である。一方で伐採組は次々と大物に取り掛かっている。こちらにも手練れはいる。ままよっとチェンソーで追い口を入れ伐倒成功。倒れたスギには、一斉に会員達がチェンソーを振るい累々とスギの丸太を並べた。これが重いのなんの片付けは遅々として進まない。慌てることも無いのでよく乾かしてから追々整理して行こうと思う。

(那珂市 神永 正千代)

4-16 ひたちなか市「西光地(サイコウチ)緑地」整備
 令和7年5月22日(水) 9:00~15:00  小雨のち曇り  参加者 5名
 「西光地緑地」は、今年度から整備を始めるフィールドです。場所はJR常磐線沿いの西側、勝田駅と佐和駅の中間あたりです。地形は四方を道路で囲まれた長方形の平地で、道路を挟んだ周囲は公園や住宅地、畑地等です。

 活動初回のこの日は、刈払い機で草刈りをしました。開始まもなく「通り雨」がありましたが、20分ほど待ってから作業を続けました(写真は草刈りの様子です)。作業後半は枯れ枝やプラスチックゴミを片付けました。また、草地に突き出ている古い切り株の一部をチェンソーで切り取りました。

(ひたちなか市 五十嵐良隆)

4-17 日立市「小木津山自然公園」整備
 令和7年5月24日(土) 活動時間 9:00~15:00 くもり   参加8人
 先月末に申請したR7年度の補助金申請が認可され入金されました。公園の駐車場は修復が終わり使えるようになり、修復でのり面のトーチカのようになっていたところに草が生えて緑に覆われて見栄えが良くなっていました。3ケ所の駐車場に20台以上の利用がありました。市としては園内道路の修復が残っているので公園の全面利用開始とのアナウンスはしていないようですが、口コミでの利用が拡大しています。このような状況から、作業中の事故防止に注意をすることを朝礼で確認して作業を始めました。

 利用者増加が予想される中央広場、避難小屋周辺の枯れ松伐採を行いました。中央広場斜面は新たなつつじエリアですが今年はすでに咲き終わって満開の時は見事だったと思います。芝滑りスロープ下の道具小屋の両脇に5mほどのトーテムポールが2本藤つるが茂って隠れていたのを今回1本見えるように整備しました。相当長い間藤つるにおおわれていたので色が鮮やかでした。次回他方を整備予定です。元の姿が現れて良い景観が復元できました。
 避難小屋周辺の枯れ松は昨年来30本ほど伐採しましたが残念ながらまだ多数あります。優先順位の高いところは伐採できましたが池の近くの道路脇に大木の枯れ松が有ります。これを伐採するには道路の通行止めと道路の損傷の恐れがあるので市の方に業者による伐採を提案しました。市では確認の上、日程を検討するとの回答です。
 北展望台への道路が修復されたので状況を確認してから今後北展望台周辺の整備を中心に作業を進めます。

(日立市 西村 啓)

4-18 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年5月24日(土) 午前9時集合~午後3時解散 霧雨 参加者 5名
 当日は霧雨が降っていましたが、森の中では雨をほとんど感じることなく作業ができました。最高気温は19度とやや肌寒い気温ではありましたが、動いていると快適に感じられ、作業しやすい一日でした。


【下刈り作業後の作業道】

 この日は全員で下刈り作業を実施しました。以前取り組んでいたフィールドまで作業道ができ、活動場所までのアクセスがよくなりました。
 少人数ながらも、力を合わせて作業を進めたことで、驚くほど広い範囲をきれいに整備することができました。草や低木が取り除かれ、見通しの良い明るいフィールドへと変わりました。
 作業中、森の中に立ったままの枯れ木に、たくさんのキノコのようなものが生えているのを発見。調べてみたところ、それは「きくらげ」でした。自然の中でこのように自生しているのを見るのは初めてでした。
 今回の作業が順調に進んだため、次回は引き続き下刈りを行いながら、枯れ木の伐倒作業にも取り組む予定です。
 自然の中での発見もあり、充実した活動となりました。参加者の皆さま、お疲れさまでした。

(行方市 長峰 隆幸)

4-19 常陸太田市「西山公園森林」整備
 令和7年5月25日(日) 9:00~15:00 曇り 参加者5名

 昨日からの雨もちょうど止んで、新年度最初の活動です。今年度は南西の角地で、昨年度ほどは斜面も急ではないようです。前回は平成24年度に整備した場所なので、13年ぶりとなります。初めに南側の林道を歩いて、エリアの南東端を確認しました。その後、伐倒隊は駐車スペース脇の枯木に取り掛かります。一方の下刈り隊は、昨年度エリアに接する部分から刈り始めます。先程までの雨で下草が濡れているのと、足元がぬかるむので、慎重に作業を進めました。昼休憩をはさんで、下刈りは午前中の続きを、伐倒は北斜面の小径木をそれぞれ進めました。未だエリアの全貌は掴めませんが、次回は暴れてしまっている大木を倒そう、ということになりましたので、ご参加お待ちしております。

(東海村 小金沢 知己)

*4-20 稲敷市シルバー人材センター 刈払機取扱実技講習会
 令和7年5月28日(水) 9:00~15:30 晴  講師 会員2名 受講参加者20名
 今年度最初のシルバー人材センターの講習会依頼がありました。参加者は20名で、一日の講習会です。
 作業中の事故、特に石飛による事故がなかなか減少しないので、安全就業対策を目的とした講習会、特に石飛び事故を防ぐための安全な作業法を主としての講習依頼でした。
 全員安全衛生教育修了者です。5年前に受講された方も参加しており、懐かしく話をしました。昨年の5月にも稲敷市シルバー人材センターで同じ趣旨の講習会をおこないました。
 午前中は新利根公民館での座学で、自己の安全管理、作業者同士の安全管理、機械の安全管理、作業現場の安全管理、作業前の安全管路、作業中の安全管路、石飛の原理、作業後の安全管理について講義をしました。
 午後は、君賀小学校跡地での実習をしました。石飛が少ないカルマーを各自に使用していただき、その効果を体験してもらいましたが、ヘッドが重くあまり高評価はえられませんでした。切れ味もイマイチというところですが、目的が違うので、どこかは犠牲になるのでしょう。
「機械を止めると、かからなくなる」という受講生がいて「プラグを変えればかかる」と主張していましたが、点検してみると燃料フィルターのつまりでした。フィルターの予備がなかったので、汚れをこすり取る応急処置をすると、エンジンは難なく復活しました。固定観念が機械の点検を遅らせ、不自由な仕事をすることになっていました。
 力一杯機械を振る癖がついており、左足が先に出る受講者がいるのは、どこの講習会でもおなじで、切れる刃で、ゆっくり刈れば疲れないことも、併せて指導しました。

(取手市 冨田 光紀)

4-21 ひたちなか市「津田・風致地区1~4」整備(4月~5月)
 令和7年4月1日~R7年5月22日  毎週火曜日  計6回  参加者延33名
 風致地区1は、4月、5月ともに雨で活動を中止しました。5月13日風致地区2の活動のときに風致地区1の草刈りを実施しました。Sさんの頑張りでほぼ全域の草刈りが完了しました。
 風致地区2では、シラカシ1本と竹の間伐、全域の草刈りを実施しました。また、メンバーのKさんが育てていた8本のクヌギを植樹しました。この木が大きくなった頃には、千の風になっているかな。
 風致地区3では、全域の草刈り、ビオトープ整備、竹林の間伐、池の水草一部撤去を実施しました。ビオトープでは3月に小場江用水で採取し放流したカワニナが確認できました。また沢蟹も見つけました。今後も状態を見守って行きます。
 風致地区4では、全域の草刈り、不要木の伐採を実施しました。杉1本、株立ちのホウノキ2本、シラカシ2本を伐採しました。また、桜が折れて倒れていたため処理しました。表面上は酷く傷んでいるようには見えませんでしたが幹の中が腐ってパイプのようになっていたため風で倒れたものと思われます。

 

《風致地区2に植樹したクヌギ》 《風致地区4で倒れた桜の幹》

              

                               (ひたちなか市 菊地 寿雄)

4-22 那珂市「県民の森 木工の家」間伐材利用活動(4~5月)
 令和7年4月と5月の活動は 7回(臨時2回、フェスティバル1回) 参加会員延べ63名
 集積していた間伐材料を使い、会員各自がその材の木質を活かし、会員の個性あふれた細かな加工や大胆な作品を個人用作成しています。又、手間暇をかけてお互い批評しながら製作。イベントでは有りえない価格設定が多く個客に喜ばれております。
 森林公園で開催されるフェスバル向けて、丸太椅子の最終仕上げを協力し、会員同士のあうんの呼吸で役割を分担し、イスを18脚製作出来ました。
 イベント出品の竹ポックリは制作日程が採れず、臨時で(4月4日)会員渡辺作業場の竹を採取。その場で加工し、またもや此処でもあうんの呼吸で120脚を作り、これで数回のイベント対応可能な数を確保できました。
 水戸市森林公園フェステバル(5月3~5日)に参加いたしました。今回の展示場所は森のシェ-ブル館前で山桜の樹の木陰。森のシェ-ブル館の来客に加えて、駐車場に面しており多くの来園者に観て頂きました。
 更に一日2回の恐竜とのジャンケン大会が始まるとお子様連れの一行さんが集まります。それに付けて当ブースも木工カートや竹ぽっくり、竹馬でお子様が遊ばれる為、お子様へのサポ-トが忙しくなると共に売上も上がりました。公園利用者に活動掲示・間伐材使用作品の展示販売ができました。売り上げは、今までの最高額を達成致しました。当クラブの水戸市森林公園成沢地区整備活動の成果の現れと感謝しています。
 木工の家会員も成沢地区整備に多く参加して行きたいと思います。

(城里町 渡辺 健)

以前の活動報告(令和7年2月~令和7年3月)

 *印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。

4-1 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年2月9日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00 参加者7名
 よく晴れた日でしたが肌寒く、風が強く霞ヶ浦を眺めると白波が立っていました。
 作業内容は雑木林の間伐。メンバーそれぞれに伐倒、枝払い、玉切りを行いました。

 今回初めて、私一人で細い木を1本伐倒しました。倒す方向を決め、追い口受け口を切り、狙い通りに倒すことができました。少しずつですが技術が身についていることを感じることができました。
 あと不確かですが先月に玉切りした丸太が減っていたように見えました。今後もし減っていた時は分かるように丸太を集めた場所を写真で記録しました。

(小美玉市 伊野 真文)

*4-2 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年2月11日(火) 9時~15時 晴  参加者16名(内会員外5名)
 毎日冬晴れ、今日も北風吹いて寒い。昨年度に引き続き、飛田さんのチッパーを導入してのチッパー作業です。1月に伐採したカシナガが入っている枝をチップにすることが目的ですが、フィールド内に散らばっている枝等も集めて一緒にチップにしてもらいました。

 午前中、ナラ枯れ調査チーム(県林業技術センター、森林総研、樹木医)は、1月に伐採したカシナガが冬眠中の丸太を集めてカシナガホイホイを巻き、ビニールで囲って春までそのまま置いておく作業をしていました。
 お昼ご飯に皆でカツカレーのお弁当を頂き、活力を補ってから午後の作業に入りました。遊歩道へのチップまきは順調に進み、あちこちに積み上がっていた枝の山が片付いて見た目とてもすっきりしました。これがチッパー作業の一番うれしい点です!
 さて今日は、阿見町活動センターさんからの依頼のボランティア体験親子4名が参加。10時~落ち葉集めに活躍してくれました。カブトムシ幼虫を何匹かお持ち帰り。とても楽しかったらしく、後日24日も申し込みがありました。

(東海村 齋藤 由美子)

4-3 那珂市「県民の森」整備
 令和7年2月13日(木) 9:00~14:30 晴れ 参加者:会員9名
 晴れの日が続き、乾ききった朝は冷え込みも強く感じる。この日の作業は、秋から冬にかけて刈払っておいた草の集積と処分で、エンジン機械の出番はなしです。熊手とブルーシートが大活躍しました。


刈草をシートに載せて運ぶ

 今年は、植物保護エリア以外の草は散らしておいて肥料にする予定でしたが、なんとも見た目が悪い。そして草が残っていると草の芽吹きが良くないように感じ、参加者と相談して、全部か片づけることになりました。片づけると決まれば、各自散らばって、たちまち草の山を作ってそれをブルーシートに載せ、イノシシ防護柵の外へ搬出して行きます。ブルーシートを提供していただいた町田さんに感謝です。日中は早春の日差しの中での作業で動いている間は汗ばむ。大変だとぼやきながらも、体が温まるとさらに動きが良くなる。休憩や昼食を挟んで、すべての刈草を処理することができました。つつじ山の展望台から眺めると、樹木の間がすっきりし、芽吹きを待つばかりです。ところどころに、細い篠の先についた葉が風に揺れているのはご愛嬌。
 昼食の時間に、4月から県民の森の管理を担当する「(株)ボタラシアンリゾート」の構成会社である「(株)一家レジャーサービス」の方が、手土産を持ってあいさつに訪れました。4月以降も県民の森の維持管理は今までと同様に行うので、今後もボランティアを続けてほしいとのことでした。ボランティアを継続するにあたっての詳細は、関係者と相談しながら決めて行きます。
 作業は、刈草の処理が一段落したところで終了としましたが、つつじ山のヤマツツジの株元の整理や蔓切りが残っており、参加者の了解を得て3月に追加作業を行うことになりました。
 重労働の草集めと処分の作業、お疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-4 水戸市「あすなろの郷」森林整備
 令和7年2月15日(土) 9:00~15:00 晴れ 参加者 会員10名                                 
 あすなろの郷の集合場所、上空をトンビの大群が出迎えてくれました。朝、昼と我々が活動している中、大空を気持ちよさそうに飛んでいました。活動は、継続場所のコナラ虫にやられたコナラの大木(幹回り60~80cm程)3本。チルホール、ロープを掛け、狙い通り伐倒し玉切り枝払いと片付け。一方草刈りは施設廻りの雑草刈り。刈り終えたら集め処理。本日は2か所に分かれての活動でした。天候に恵まれ良い日でした。ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-5 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年2月16日(日) 午前9時集合~午後3時解散  薄曇り 参加者 6名
 早めに現場に到着し、フィールドを見て回り、本日作業内容を決める。
 旧フィールドの下草刈り、新フィールド内伐倒作業に分けて計画した。
 参加人員6名と事務所に参加人数の報告し3名3名分けて作業開始。
 曇り空で、直ぐにも雨が降りそうで、寒さが厳しく身に応える状態であつた。休憩よりも体を動かし活動状態が体温を温め動きやすかつた。
 新人会員(1名)の参加情報があり、昼近く電話連絡採れました。
 潮来市「水郷県民の森」事務所に迎えに行き、食事中に、紹介と本日参加者の自己紹介をしました。
 旧フィールド内は、午前中、下草刈り3名で下草まとめ作業で終了。
 午後の作業より、伐倒組、下草刈組合同で伐倒作業に加わり、道路脇大木処理(幹回り50~60㎝)、玉切り、枝払い、回収作業で終了。
 本日は、寒い中終了時刻過ぎ迄ご苦労様でした。事務所に終了報告し、終了としました。

(取手市 豊島 剛)

4-6 東海村「東海保全林(前谷津)」整備
 令和7年2月19日(水) 晴れ  9:00~14:30 参加者10名(内会員外1名)
 強力な寒気が戻って来た。早く春が来て欲しいが、花粉は来なくてもいい。そんな今日この頃である。幸い今はまだ目や鼻にあの忌まわしい症状はない。この間隙を縫って前谷津での伐採作業を整えてしまおう。目標は、枯れたクリの木と大物の枯れて危険なサクラの木だ。

 この写真は、50センチのバーが付いたチェンソーを持参した会員がいるうちに、大径木の枯れたサクラを始末しようと鳩首協議しているところである。手前のベンチは、伐倒時に破損しないようにとのアイデアで、玉切りしたスギ材とクリの木の長物で対策を施したものである。結果的に伐倒の衝撃からベンチは守られた。
 今日は、摩訶不思議な光景を目の当りにした。写真は割愛するが、クリの枯れ木を伐採した切り口の穴から、寝ていたのだろうかカニが出てきたのだ。なぜここに、疑問は深まる一方である。ナゼこんなことになっているのか何方かご存じの方はいませんか。

(那珂市 神永 正千代)

4-7 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
 令和7年2月20日(木) 9:00~15:00  晴れのち曇り  参加者 6名
 寒さのぶり返しで冷え込んだ朝でした。打ち合わせのあと、ラジオ体操で体をほぐしてから作業に入りました。

 今回は冬場に予定していた斜面緑地の枯損木の伐採です。下側には「桜」や「シデ」が枝を広げているため、斜面の上段側にロープで引いて伐採しました。しかし、木々が接近した状態にあったため「かかり木」になってしまい、処理に時間がかかりました。その後、枝払いと玉切りをして駐車場脇と斜面下側に運び込みました。ほとんど枯れていたため、生木と比べて丸太は軽く、枝葉の量も少ない状態でした。写真は丸太や枝葉の集積作業です。

(ひたちなか市 五十嵐 良隆)

4-8 日立市「小木津山自然公園」整備
 2月22日(土) 作業時間 9:00~15:00 晴れのち雪のち晴れ  会員参加9人
 今年最初の活動日は午前中快晴、昼過ぎ曇りから雪が舞いその後快晴でしたが寒い日でした。昨年の豪雨で大きな被害の駐車場修復は、大掛かりなものになっていて暗渠をやめて新排水路の設置など継続中で3月末までの集中工事で完成するとのことです。それまでは、駐車場は使えない状況です。2ケ月ぶりの現地は、枯損木の高所からの枯れ枝が多数落ちています。中央広場のナラ枯れが目立って10本はあるでしょう。イノシシの掘った後が多数あります。
 今回の作業は継続しての避難小屋周辺の枯損木伐採、中央広場周辺整備とイノシシの荒らしたところの修復でした。

 避難小屋周辺は大木の枯れ松が多く、散策路近くのものは伐採が終了して、散策路から少し離れたころの枯損木を伐採しました。南北展望台への散策路は車の進入禁止継続中ですので、大きなものは日立市が業者に依頼して伐採しているとのことです。利用者からは倒木の処理を依頼されていますが道具持ち込みの車が入れないので残念ながら作業ができない状況が続いています。イノシシの荒らした場所は、以前整備して伐採した枯れ木などを山積みしたところをホジクリ返したもので、数か所積みなおして整備しました。今後ともイノシシ被害は拡大懸念です。状況は日立市に連絡します。

(日立市  西村 啓)

4-9 常陸太田市「西山公園」森林整備
 令和7年2月23日(日) 9:00~15:00 晴れのち 曇り 参加者8名
 駐車場の下の梅林がほぼ満開でした。2月も寒い日が続いたので、梅の開花も遅れ気味のようです。
 先月に引き続き下草刈りが済んでいる場所での間伐をお願いしました。その間に下刈り隊は南斜面の白樫に取り組みます。かなりの急斜面ですが、谷底まで到達できました。休憩後は最後まで残った北斜面に移ります。こちらも急斜面で広さもありましたが、ベテラン勢がテンポ良く白樫を倒していきます。昼休憩を挟んで作業した結果、こちらも谷底まで到達できました。

 立ち枯れたような細い杉桧も整理して、夏にはゴールが見えなかった下刈りもほぼ終わりです。伐倒隊が活躍した源頭部も写真のようにだいぶ明るくなりました。
 今年度も残り1回です。参加してくださった方、ありがとうございました。

(東海村 小金沢 知己)

4-10 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年2月24日(月)9時~15時  晴  参加者10名(内会員外5名)
 寒波最終日予報。日差しは暖かいような・・それでもまだ火は欠かせません。
 今日は予備日。まだまだ残るササ刈り作業です。しかし、先日の強風で大木がほぼ真ん中から折れて、隣の木2本を巻き込んでしまいました。ここは、遊歩道に掛かっているため、この処分が必要になりました。チッパー作業終わったばかりなのに・・・。
 刈り払い機隊、少数精鋭で頑張ってくれましたが、作業は次回も続きます。
 11日に参加してくれた親子4名は、今日は河津サクラの植樹体験をしてもらいました。
 その後、前回に続き落ち葉集め、さらに大量の落ち葉を積み上げてくれました。

(東海村 齋藤 由美子)

*4-11 水戸市「梅が丘小学校」学校林整備
 令和7年2月27日(木)晴れ  9:00~15:00 参加者 会員11名 
 少し寒さを感じる季節です。今回は伐採を主に作業。住宅近くのコナラ、杉、栗等を、フェンスを壊さないように手前に引くために、大木の為なるべく高い位置にロープを掛け、チルホールで引き倒す。それができないものはクサビを打ち込んで倒す。玉切り後次の木を倒す。細い木は歩道脇へ並べました。休憩、昼食は日の当たる所でとる。「我々が伐倒を繰り返して実施したからこんなに明るくなりましたなアーと・・」「いやいや違う落葉樹が多く茂っているから、今はいっそう明るくなっているだけ。」そんな会話に一同どっと大笑い。午後も継続して不要木、コナラの伐倒、玉切りをしてきりの良い所で本日終了。皆様ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

*4-12 水戸市「水戸市森林公園植樹祭」参加
 令和7年3月1日(土)晴れ 10:00~12:00 参加者 会員10名 
 今年も、水戸市森林公園の植樹祭が開催され、その支援に参加しました。最初に森の交流センターに集まって開会式。150名の市民プラス支援組なのでにぎやか。
 開会式後に行列を作って植樹場所に移動したところで、植え付け方法の説明がありました。今回の植樹場所は、自然環境活用センターの東側の斜面です。苗木は、既に植樹場所に用意されており、ヤマザクラ、カツラ、イロハモミジ、そして通路近くにノリウツギです。スタッフの案内で注意深く移動して一人1本の植樹を行いました。いばらき森林クラブの参加者はその支援で、自信のなさそうな参加者に声をかけて一緒に植樹しました。参加者の中には、植えた木と一緒に写真に納まる人もいて、大きくなった木を見に来る時のためだそうです。
 植樹はすぐに終わり、その後は森の交流センターに戻ってカレーの昼食となりました。いばらき森林クラブの参加者は、水戸森林クラブの参加者と一緒の部屋でカレーを食べながら談笑し、その後、解散となりました。ところで、参加者への記念品は、ブルーベリーの苗でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-13 笠間市「東性寺裏山」整備
 令和7年3月2日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者6名
 暖かい日で天気予報では4月下旬の陽気。活動し始めてすぐに汗を搔きました。ナラ虫に侵されているコナラの大木2本を伐採。倒す方向を考えると、なるべく高い位置にロープを掛けたい。バズーカで上手くかかり、チルホールにて引き倒す。コナラは枝が多く枝払いが大変。玉切りし午前中1本、午後1本と予定通り作業終了。玉切りした物は運搬しやすい所に集積し作業終了。皆様ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-14 水戸市「あすなろの郷」森林整備
 令和7年3月8日(土)曇り 9:00~15:00 参加者 会員5名
 今年2回目の寒さです。他の活動とダブリ、参加人員が少ない。ナラ虫にやられたコナラの大木4本の伐倒。道路近くであり、通行止めのバリゲートを置き、チルホールをセットし、玉切りしやすいようにロープで道路側へ引き倒す。大きめに枝払いしておけば、郷の担当者が重機を使い、枝を山側へまとめて移動し方付けてくれます。短時間でコナラの大木を片付ける事が出来ました。冷たく寒いなか、寒い、寒いと言いながら頑張ってくれた皆様ご苦労様でした。

(笠間市 石脇 忠)

*4-15 水戸市「森林ボランティア養成講座」参加
 令和7年3月8日(土) 9:00~14:45  晴れ 参加者:会員6名
 今年も森林・林業協会主催の「森林ボランティア養成講座」が開催されました。今回は、あすなろの郷の活動日と重なってしまったので参加者は少なめです。参加団体は、いばらき森林クラブのほかに水戸森林クラブとなか自然の会です。全員揃って開講式の後、各団体ごとに割り当てられたエリアで実践作業を行いました。今回は、自然環境活用センターの西側の道路沿いの松林の整備でした。


初めての伐倒

 午前中は、刈払機でアズマネザサや昨年伸びたと思われる雑木を刈払いました。今回は、初めて刈払機を使う小林さんも参加して私の刈払機で練習しました。申し訳ないことに私の刈払機はあまり調子が良くないうえに重くて振動が大きい。もう少し軽い刈払機を用意すればよかったと反省しています。しかし、昼頃にはだいぶ慣れてきたようです。
 昼食は、主催者が用意したおいしいお弁当を自然環境活用センターの大きな囲炉裏を囲んでいただきました。春とは言っても、炭火がうれしい。昼食後に記念植樹があり、「ジンダイアケボノザクラ」を2本、自然環境活用センターの前の広場に主催者と参加団体の代表者が植えました。
 午後からは、チェンソーによる枯れ松の伐倒作業。あまり太いものはありませんでしたが、松林の中での伐倒は、お決まりの掛かり木も発生して、初心者にとっては良い経験になったと思います。何本かの枯松を伐ったところで作業終了となりました。
 最後に広場に集まって閉講式を行い、解散となりました。参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-16 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年3月9日(日) 午前9時集合~午後3時解散  晴れ  参加者 5名
 潮来市「水郷県民の森」事務所に作業人員の報告。


日光が差し込む林内

 今回の作業は、新フィールド内の伐倒作業と一部下草刈り、山積された枝葉の整理作業を行う予定。前回の伐倒木の玉切りと新たな大木(檜根腐れ)を伐倒(玉切り、枝払い、片付け)。遊歩道作りの為下草刈を行いました。木の間隔ができ、日光が差し込み林内は明るく見通し良く、一段と林内が甦り、素晴らしい光景でありました。林内は、まだまだ沢山の間引く木(枯れた木、傾いた木、小木)あり振るつて参加ください。
 林内は、何れ、植物が茂り、遊歩道ができ散策出来る森を目指していきたい。
 本日は、ご苦労様でした。事務所に、終了報告解散。

(取手市 豊島 剛)

 
* 4-17 那珂市「県民の森」整備
 令和7年3月12日(水) 9:00~12:00 晴れ 参加者:会員8名
 なんだか天気が悪く肌寒い。1日雨が降らないでほしいと願いつつ集合場所の駐車場に向かう。今回は年間計画にはなかったが、ヤマツツジの株元の雑木や蔓切りのため、2月の活動時に決めて設定しました。
 もみじ谷のいつもの場所に移動すると、参加者の皆さんは早速つつじ山に入って作業開始。エンジン機械を使わないので静かです。黙って作業している人は写真を撮ろうとしてもどこにいるのかわからない。おしゃべりの声が聞こえるのは、静かな作業だからで、これも楽しくて良いと感じます。
 午前中は、時々雨粒が感じられるものの空は比較的明るい状況。休憩を挟んで作業を継続し、12時近くなって昼食としました。そのころになると空が暗くなりはじめ、昼食が済んだ頃には細かい雨が降りはじめました。しばらく様子を見ましたが、午後の作業は無理な様子。まだ少し残ってしまいましたが、作業中止としました。 参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-18 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年3月15日(土曜日) 曇り 9:00〜15:00 参加者7名
 3月中旬。 春も近くなりましたが作業当日は肌寒い曇りの天気でした。
 今回の作業内容は植林。クヌギ、コナラを約100本植えました。最初に一直線上に等間隔に穴を掘り、木の苗を差し込みます。次に土を被せ、踏み固めて、篠の添木を差し、紐で固定します。最後にピンクのテープを縛って目印をつけて完成。植林後に何列ものピンクのテープが並んでいる様子が壮観でした。

 私にとって、いつもは間伐で木を切ることはあっても、逆に木を植えるのは初めての体験でした。まだ小指ほどもない太さの苗が大きく育つまで何十年かかるのでしょうか。森林と関わる時間の単位について考えさせられました。

(小美玉市 伊野 真文)

4-19 日立市「小木津山自然公園」整備
 3月22日(土) 活動時間 9:00~15:00 晴れ   参加10人
 寒さから一転、好天に恵まれた活動日でした。昨年9月の豪雨被害で駐車場が使用禁止になっていましたが、年度末に修復完了を目指しての工事が進行中です。駐車場周辺は様変わりの状況で、旧駐車場地下の暗渠を山際の新設排水路に変更工事中。周辺の斜面は一見トーチカのように見える人口壁になっています。時間がたつと植物が生えるのかもしれませんが現状では異様に感じます。土砂流入で埋まった池の修復も始まりました。その他のエリアも突貫工事で修復中です。


枯れ松の大木を伐採片付け

 活動は南北展望台方面に車が入れないので、継続して避難小屋周辺の枯損木伐採とバーベキューエリアの整備に分かれての作業です。枯れ松は樹齢30年超の大木です。新設のバズーカも活躍しての伐倒方向のコントロールで何時もながらの見事な伐採でした。散策路脇に片づけました。以前は利用者が少なかった避難小屋周辺が枯れ松の伐採ですっかり明るくなって利用者に安全な通路になりました。今後利用者が多くなるでしょう。
 バーベキューエリアは公園の完全再開を控えているのでイノシシの荒らしたところの整備、枯草の刈り取りなど継続しての整備でした。
 市の公園係への今年度実績報告と次年度活動申請を3月31日に行い、次年度の補助金申請も済ませました。今後の活動に多くの会員の皆様の参加をお願いします。

(日立市 西村 啓)

4-20 常陸太田市「西山公園」森林整備
 令和7年3月23日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者8名
 ずっと寒い日が続いていましたが、突然暖かくなりました。この調子だと来週には桜が開花しそうです。一方、駐車場下の梅林はまだ満開。寒かったので長持ちしているのでしょうか。来る途中では桃も見られたし、異常気象の現れか?

 さて、今年度のエリアも今回で一応の完了です。下刈り隊には残ったところの最後の仕上げをお願いし、伐倒隊は源頭部と南斜面に別れて間伐を進めます。西山は木が混んでいるので、1本1本ロープをかけてチルホールで引きながら伐倒します。玉切りしていると、たまにバーが挟まれます。ベテランに救助してもらったり、方向の見極め方を教わったりして進めました。
 皆さんに頑張っていただいたおかげで、急な谷もだいぶ明るくなって、林床がシダ類に覆われているのがきれいですね。間伐が物足りない部分は来年度継続できれば5月からスタートし、下刈りはさらに南側のエリアに移っていこうと思います。参加してくださった方、ありがとうございました。

(東海村 小金沢 知己)

*4-21 常陸太田市「シルバー人材センター刈払機適正使用講習会」講師派遣
 令和7年3月24日(月) 9:00~15:00 晴 講師 会員 3名(講習参加者36名)
 今年度最後のシルバー人材センターの講習会依頼がありました。参加者は初め80名とのことで、2日の講習会を予定していましたが、36名となり、一日で行いました。
 作業中の事故がなかなか減少しないので、安全就業対策を目的とした講習会、特に石飛び事故を防ぐための安全な作業法を主としての講習依頼でした。全員安全衛生教育修了者です。
 午前中は座学で、自己の安全管理、作業者同士の安全管理、機械の安全管理、作業現場の安全管理、作業前の安全管理、作業中の安全管理、石飛の原理、作業後の安全管理について講義をしました。
 午後は、大里森林公園で実習をしました。石飛が少ないカルマーを各自に使用していただき、その効果を体験してもらう予定でしたが、現場には小石がなく、カルマーを使ってみただけで、石飛の体験はできませんでした。作業経験者の多くは自己流の方が多く、安全の基本を再認識していただくように指導しました。

(取手市 冨田 光紀)

* 4-22 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
 令和7年3月26日(水) 9:00~14:30  曇りのち晴れ  参加者 8名
 少し風のある暖かい日でした。朝の園内は小鳥の鳴き声でにぎやかです。広場に降りる階段脇の桜も「つぼみ」が膨らんできました。

 前回に続き枯損木の伐採をしました。立ち木が少ない斜面への伐倒でしたが、ロープで引きながら慎重に切り倒しました。写真は昨年入会した会員の玉切り作業です。
 昼になっても風が止まなかったため、午後からは玉切りした丸太と枝葉の片づけをしました。斜面下に落とし込んだ丸太と、以前に積み上げてあった丸太を会員の軽トラックで園路近くまで運び出して集積しました。

(ひたちなか市 五十嵐良隆)

4-23 ひたちなか市「津田・風致地区1~4」整備(2月~3月)
 R7年2月4日~R7年3月25日  毎週火曜日  計6回  参加者延31名
 風致地区1では、1月に伐採したシラカシの片づけと、一部を木工の材料としてチェーンソーで製材しました。杉林のユズリハ、傷んでいる杉、シラカシを伐採しました。 10m以上に成長したユズリハは葉の量が多く枝打ちが大変でした。シラカシ、ユズリハを伐採したことで、林内が明るくなりました。


風致地区4で牽引伐採中のヒノキ

 風致地区2では、竹林の一区画を高さ1メートルぐらいで皆伐し2~3年様子を見ることにしました。枯れている竹が20~30本程度あり、これらを伐採しました。以前伐採して木工の材料にする予定で転がしておいた杉を丸太椅子サイズに玉切りしました。
 風致地区4では、2月と3月で合計9本の不要木を伐採しました。林内を明るくする目的で、常緑樹(杉、ヒノキ、シラカシ)を中心に伐採しました。3月に杉を伐採するとボワッと黄緑色の花粉のケムリが舞い上がり、花粉症の私はゾッとしました。

(ひたちなか市 菊地 寿雄)

4-24 那珂市「県民の森 木工の家」間伐材利用活動
 2月と3月の活動は 4回 参加会員延べ30名。
 丸太椅子の材料はいくらでも有りそうですが、クラブ活動作業の間伐は不要木なので無闇に伐倒出来ず、搬出困難であったり、中々候補が見つかりません。又、乾燥期間も必要であり欠乏症状態です。
 昨秋のあるイベントからのお誘いから「5月もお願い」との要望が出て、此処の処は丸太椅子作りが続いております。まず、座り心地を観て、傾きをチェンソ-で修正します。又、持ち運び易くする為の手を掛ける部分をノミで掘り込みます。この後は、多々延々磨き上げるのですが、ディスクグラインダ-やペ-パ-サンダ-の活躍で肌目が綺麗に仕上がります。只、中には皮裏に住み着いた幼虫の通り跡が残り、趣の評価は「これはこれで良い」との意見も。枝別れした部分などは敢えて少し残し、違った趣のある丸太椅子に仕上がりました。

 作業場は写真のように真っ白になり、木工の家だから出来る環境で感謝です。有る会員は集めて「畑の改良材持ち帰り」。なるほどです。
 昨秋伐採しておいた母材は先日搬入。未だ使えませんが割れ防止の背割りをして皮むきをしました。乾燥が進めば今秋のイベントに利用する考えでおります。
 完売常連の竹ポックリは4月上旬、渡辺会員宅で行う計画にしました。

(那珂市 町田 豊和)