刈払機の安全技術講習会を開催

令和6年8月4日

  いばらき森林クラブでは、安全確保と技術向上を目的に適宜講習会などを行っており、今回は、水戸市森林公園の森の交流センター体験実習室で刈払機の安全技術講習会を開催しました。受講者は、日ごろ刈払機を使用する会員16名と水戸市森林公園のスタッフ3名。講師は、いばらき森林クラブの副代表兼教育担当の冨田さん。冨田さんは、(一社)茨城県シルバー人材センター連合会が行う刈払機の安全衛生教育での実技講習を担当しており、刈払機の安全取り扱い技術はもちろん、刈払機本体の詳細な機構についても熟知している頼もしい会員。
  講習会では、まず、刈払機の安全取扱い技術について(一社)日本農業機械工業会から提供して頂いた資料に基づいて説明がありました。その後は、刈払機の基本的な構造とエンジンや動力伝達機構などについて詳細に解説がありました。受講者は今後、ちょっとしたメンテナンスは自分でできることでしょう。
  昼食は、森の交流センターの「やまね」さんに混ぜご飯と天ぷらを作っていただき、おいしくいただきました。その後は屋外でロープアクセスによる木登り体験。参加者同士で楽しみながら樹上作業についての理解を深めました。

刈払機の安全な作業について説明
分解した部品ごとに説明
初めてのロープアクセスに挑戦

 

水戸市森林公園の下草刈り体験に参加

  令和6年7月6日

  水戸市森林公園の森づくり体験(下草刈り)に参加しました。場所は、数年前にマツノザイセンチュウ抵抗性アカマツを植栽した「百年桜の森」です。当日は梅雨とは思えない晴天。草いきれの中で汗をかきながら下草刈りと蔓切りの作業を行いました。 

散らばって作業開始
順調に育ったマツの周りを刈払う

 

尾瀬トレッキングの報告

  令和年6月24日から26日 会員5名とその知人2名(計7人)尾瀬トレッキングを堪能してきました。
  雨の中での出発となりました。1日目、2日目のあやめ平ルート、年配者にはかなりハードな行程であったと反省。もう少し余裕のある(コースタイムの1.5倍)行程であったら、花など楽しめたと思えました。
  3日目はゆっくり歩けたと感じています。尾瀬ヶ原は草原化し、あやめ平の湿原はかなり復元してます。
  天気のせいか我々グル-プ以外には合わず、独歩状態が続きました。こんな状況で熊の痕跡が見つかたり藪の奥で「ガサガサ」と音がして熊鈴で追い返した?等 ちょっとスリリングな体験もしました。
  今回のハイキングは仲間との思い出となるでしょう。次案でましたら計画しますので宜しくお願いします。
  ヒメサユリ 綺麗な 花姿だね! 今日は帰るだけ、のんびり 歩こう
  ショウキラン いつ見ても いい色だね! ブナの巨木 やっぱり見上げてしまう。

(水戸市 小林 記)

茨城県植物園春祭りバザー出店

令和6年5月3日~5日

  今年のGWは前半 崩れ気味の天候で心配しましたが、祭り初日から晴天となり多くの来園者ありました。
  昨年は丸太椅子等 品薄の反省から多めに用意しました。出品会員は、普段 月2回、県民の森の「木工の家」に集まり、間伐材を加工してますが、この祭りに出品すべく驚くようなアイデア品が揃いました。家族連れのお子様たちは遊び具に興味が向いて 竹馬/木製カート/竹ポックリで楽しんで頂きました。木工に趣向ありそうな方は銘木を探しているようで 材料集めの談議をして苦労話に花が咲ます。植物園は、 7月からリニューアル工事が始まる為暫く閉園になりますので、秋祭りは中止になりそうです。回を重ねるごとにお客様との情報交換から我々も少しづつ上達しているのかな!と感じました。

 

第27回会員総会開催

令和6年4月21日

  令和6年4月21日(日)に、いばらき森林クラブの第27回会員総会が開催されました。この総会では、令和5年度の活動報告と会計報告などが行われ、新しい年度の活動計画と予算も決まりました。新しい運営委員と会員で力を合わせて、令和6年度も引き続き楽しく安全な作業を心がけつつ、里山や公園などの整備活動を進めて行きます。

会員総会の様子

 

間伐技術講習会を開催

令和5年11月19日

  いばらき森林クラブでは、安全確保と技術向上を目的に適宜講習会などを行っており、今回は、常陸太田市の西山公園に隣接するヒノキ林で、間伐技術講習会を行いました。参加者7名は、全員チェンソー取扱いの特別教育修了者ですが、新人やちょっと自信がない会員たちです。目標は、より確実な作業のための知識と技能を習得すること。講習会では、資料による説明の後、樹齢約40年のヒノキ林で伐採の実技を行いました。実技では、講師の指導を受けながら、選木、ロープ掛け、伐採、掛り木処理、枝払い、玉切りなどの作業を実際に行い、各作業での実践的技術を習得。時には真剣に、時には和やかに声を掛け合いながら講習は進められました。閉講式では、有意義な講習会だったとの感想が多く聞こえていました。

 

 茨城県植物園秋祭りへのバザー出店

令和5年11月13日(月)茨城県民の日

  本年の異常気象。秋が来たかと思ったらたちまち12月の気温となるとの予報で、できれば「晴れて欲しい」と祈りたいところ。
  曇り空で前年の休日と違い平日開催となり、「お客少ないかな?」と思われ、今一沈滞気味の始まりでしたが 、コロナ感染症対策と共存の生活に入る流れか 徐々お客様も増え、 特にお子様連れが目立つようになりまし た。当小間では 玩具も展示・販売しており、 お子様に声掛けして遊んでもらいます。良かったらお土産 がてら購入する家族も。午後からは日差しも出て来園者が増え 、それと共に売上も上がりました。 開催日が平日・短日なので、展示量も目算で用意しましたが、売り切れ品が発生。「もう少し増やしても」と 言う思いが残りました。

 

「ナラ枯れ防除活動(割材処理)及び普及活動」への協力

令和5年10月8日、11月3日

  森林総研や茨城県林業技術センターなどが進める「ボランティアによるナラ枯れ防除活動(割材処理)及び普及活動」の一環として「ナラ枯れ」被害コナラの伐採と割材による薪作りが水戸市森林公園で行われました。この作業は、森林総研、林業技術センター、樹木医会などの指導の下で、水戸森林クラブと共同で実施され、10月8日には「ナラ枯れ」被害を受けたコナラの伐採(いばらき森林クラブは7本)と玉切りを行いました。11月3日には、水戸市森林公園の「青空市」での薪作り体験の中で、伐採と玉切りのデモンストレーションと薪作りの助勢を行いました。
  これらの活動を通して、「ナラ枯れ」防除の実証や普及に協力することができました。

 

秋のハイキング(薄葉沢塩の道ハイキングコース)を開催

令和5年10月29日

  秋も深まりつつある10月29日に、一般参加者を含む14名が参加して秋のハイキングに行ってきました。今回の行き先は、常陸太田市の薄葉沢塩の道ハイキングコース。残念ながら、最奥部1.5kmほどが伐採のため通行止めになっていましたが、短くなったコースをのんびりと歩いてきました。このハイキングコースは、滝が連続する薄葉沢に沿って比較的平坦な道を歩くコースで、途中には集落があります。集落を過ぎると笠石という帽子をかぶったような大石があり、そこから先が通行止めでした。朝から冷たい風が吹き抜ける日でしたが、沢沿いは比較的風も弱く、渓谷と草木を眺めながら、楽しい一日を過ごすことができました。

 

安全技術(ロープワーク)講習会を開催

令和5年8月6日

   ロープの取扱い技術についての講習会が、会員の安全と技術の向上を目指すとともに会員相互の交流を兼ねて水戸市森林公園の森の交流センターで開催されました。講師は、いばらき森林クラブの副代表兼教育担当でロープワーク研究家でもある冨田さんが担当しました。最初に、ロープの基本的な知識とよく使う結び方を練習し、もやい結び、パーフェクションノット、バタフライノットは参加者全員がマスターしたはず(?)。また、台付けロープの引き出し角度、ロープの折曲げ角度、結び目による強度低下など、実践に即して解説が行われました。昼食は、森の交流センターの「やまね」さんの筍ご飯と野菜の天ぷらなどをおいしくいただきました。昼食後は、休憩時間を使ってロープによる木登りを体験し、その後、倍力システムの効果を綱引きで確認しました。最後に質問等を受けて解散となり、楽しく有意義な夏の一日を過ごすことができました。

 

会員総会と講演会を開催

令和5年4月29日

   新型コロナウイルス感染症のため、3年間会員総会を対面で開催することができませんでしたが、今年度は、水戸市森林公園森の交流センター大ホールにおいて第26回会員総会を対面で開催することができました。久しぶりに開催された会員総会では、昨年度の活動報告、会計報告と会計監査結果が承認され、令和5年度の活動計画と新しい運営委員、予算が決まりました。今年度も、楽しく安全に、みどりのボランティア活動を進めて行きます。

総会の様子

 会員総会後、午後からは講演会が開催されました。今回は、「『ナラ枯れ』と樹木病害虫」について、茨城県林業技術センター森林環境部長の鈴木様に講演していただきました。まず、大ホールで「ナラ枯れ」や最近話題になっている害虫(クビアカツヤカミキリ、ツヤハダゴマダラカミキリ等)について、わかりやすく解説していただき、その後、屋外に出て「ナラ枯れ」被害木の観察と「カシナガホイホイ」の取付けについて、説明と実演をしていただきました。この講演会は、今後のいばらき森林クラブの活動において参考になる内容で,大変有意義なものとなりました。

宝篋山へ春のハイキング

令和5年4月9日

  恒例の春のハイキングが行われ、柔らかな新緑の中にヤマザクラの混じる宝篋山へ行ってきました。今回は、大池公園から山口コースをたどり、新寺コースを帰るという比較的緩やかなコース。道端の草花や木々を眺めながら、ヤマザクラの花びらの散り敷く道をゆっくりと歩いてきました。少し霞がかかっていましたが、山頂からは、紫がかった筑波山や関東平野と霞ケ浦の広がりを眺めることができました。そして、帰りがけの田んぼ道では、緩やかな稜線の筑波山と宝篋山が見送ってくれました。

間伐体験教室を開催 <西山ヒノキ林>

令和4年12月11日

  常陸太田市の西山公園に隣接するヒノキ林で、一般参加者を含む10名の受講者を対象に間伐体験教室を行いました。この体験教室では、既にチェンソーを使って伐採を行っているが、自信を持てない会員を対象とした実技講習、そして、手鋸による間伐をしてみたいという会員や一般参加者を対象とした間伐体験が行われました。反省会では、「チェンソー取扱の基本が良く理解できた。」「はじめて木を伐る経験をし、楽しかった。また計画してほしい。」などの感想があり、有意義な一日を過ごすことができました。

小学生の脱穀・籾摺り体験学習<守谷フィールド>

令和4年11月14日

小学生の稲刈り体験学習<守谷フィールド>

令和4年9月22日

 

 

ひたちなか市津田 鹿島神社での神社林の整備

令和4年5月12日から

  津田地区風致林でのいばらき森林クラブの活動を見た鹿島神社氏子の方からの依頼を受けて神社林の整備に着手しました。神社の裏手に広がるスギ林は、今まで氏子の方々が整備をしてきたとのことですが、枯損木や危険木が目立つ状況でした。まずは、枯損木や危険木から除伐を開始。5月と6月に作業を行い、かなり林内がすっきりしましたが、まだもう少し手入れが必要な状況です。今後、氏子の方々の希望を聞きつつ、可能な範囲で整備に協力して行く予定です。

小学生が古代米の田植え体験と森林観察(守谷フィールド)

令和4年5月9日

  雨が心配された天気でしたが、地元の守谷小学校5年生150名が、先生に引率されて守谷フィールドに歩いてやってきました。あいさつのあと、二手に分かれて、3年ぶりの田植えと森林観察を交代で体験しました。

  肌寒い天候だったため、入水時はかなり冷たく、また泥に足をとられ四苦八苦したようでした。植え方を教わると上手に苗を土中に植えこみました。
  森の自然観察では森の環境や里山と人々の関わりや樹木の見方、樹木の利用法、茸の栽培法、森の昆虫などを学習しました。
  終了の会の感想では「守谷市郊外にこんな豊かな自然環境があることを知った」などの発表が数名の生徒からありました。