最近の活動報告(令和7年2月~令和7年3月)

 *印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。

4-1 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年2月9日(日曜日) 晴れ 9:00〜15:00 参加者7名
 よく晴れた日でしたが肌寒く、風が強く霞ヶ浦を眺めると白波が立っていました。
 作業内容は雑木林の間伐。メンバーそれぞれに伐倒、枝払い、玉切りを行いました。

 今回初めて、私一人で細い木を1本伐倒しました。倒す方向を決め、追い口受け口を切り、狙い通りに倒すことができました。少しずつですが技術が身についていることを感じることができました。
 あと不確かですが先月に玉切りした丸太が減っていたように見えました。今後もし減っていた時は分かるように丸太を集めた場所を写真で記録しました。

(小美玉市 伊野 真文)

*4-2 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年2月11日(火) 9時~15時 晴  参加者16名(内会員外5名)
 毎日冬晴れ、今日も北風吹いて寒い。昨年度に引き続き、飛田さんのチッパーを導入してのチッパー作業です。1月に伐採したカシナガが入っている枝をチップにすることが目的ですが、フィールド内に散らばっている枝等も集めて一緒にチップにしてもらいました。

 午前中、ナラ枯れ調査チーム(県林業技術センター、森林総研、樹木医)は、1月に伐採したカシナガが冬眠中の丸太を集めてカシナガホイホイを巻き、ビニールで囲って春までそのまま置いておく作業をしていました。
 お昼ご飯に皆でカツカレーのお弁当を頂き、活力を補ってから午後の作業に入りました。遊歩道へのチップまきは順調に進み、あちこちに積み上がっていた枝の山が片付いて見た目とてもすっきりしました。これがチッパー作業の一番うれしい点です!
 さて今日は、阿見町活動センターさんからの依頼のボランティア体験親子4名が参加。10時~落ち葉集めに活躍してくれました。カブトムシ幼虫を何匹かお持ち帰り。とても楽しかったらしく、後日24日も申し込みがありました。

(東海村 齋藤 由美子)

4-3 那珂市「県民の森」整備
 令和7年2月13日(木) 9:00~14:30 晴れ 参加者:会員9名
 晴れの日が続き、乾ききった朝は冷え込みも強く感じる。この日の作業は、秋から冬にかけて刈払っておいた草の集積と処分で、エンジン機械の出番はなしです。熊手とブルーシートが大活躍しました。


刈草をシートに載せて運ぶ

 今年は、植物保護エリア以外の草は散らしておいて肥料にする予定でしたが、なんとも見た目が悪い。そして草が残っていると草の芽吹きが良くないように感じ、参加者と相談して、全部か片づけることになりました。片づけると決まれば、各自散らばって、たちまち草の山を作ってそれをブルーシートに載せ、イノシシ防護柵の外へ搬出して行きます。ブルーシートを提供していただいた町田さんに感謝です。日中は早春の日差しの中での作業で動いている間は汗ばむ。大変だとぼやきながらも、体が温まるとさらに動きが良くなる。休憩や昼食を挟んで、すべての刈草を処理することができました。つつじ山の展望台から眺めると、樹木の間がすっきりし、芽吹きを待つばかりです。ところどころに、細い篠の先についた葉が風に揺れているのはご愛嬌。
 昼食の時間に、4月から県民の森の管理を担当する「(株)ボタラシアンリゾート」の構成会社である「(株)一家レジャーサービス」の方が、手土産を持ってあいさつに訪れました。4月以降も県民の森の維持管理は今までと同様に行うので、今後もボランティアを続けてほしいとのことでした。ボランティアを継続するにあたっての詳細は、関係者と相談しながら決めて行きます。
 作業は、刈草の処理が一段落したところで終了としましたが、つつじ山のヤマツツジの株元の整理や蔓切りが残っており、参加者の了解を得て3月に追加作業を行うことになりました。
 重労働の草集めと処分の作業、お疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-4 水戸市「あすなろの郷」森林整備
 令和7年2月15日(土) 9:00~15:00 晴れ 参加者 会員10名                                 
 あすなろの郷の集合場所、上空をトンビの大群が出迎えてくれました。朝、昼と我々が活動している中、大空を気持ちよさそうに飛んでいました。活動は、継続場所のコナラ虫にやられたコナラの大木(幹回り60~80cm程)3本。チルホール、ロープを掛け、狙い通り伐倒し玉切り枝払いと片付け。一方草刈りは施設廻りの雑草刈り。刈り終えたら集め処理。本日は2か所に分かれての活動でした。天候に恵まれ良い日でした。ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-5 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年2月16日(日) 午前9時集合~午後3時解散  薄曇り 参加者 6名
 早めに現場に到着し、フィールドを見て回り、本日作業内容を決める。
 旧フィールドの下草刈り、新フィールド内伐倒作業に分けて計画した。
 参加人員6名と事務所に参加人数の報告し3名3名分けて作業開始。
 曇り空で、直ぐにも雨が降りそうで、寒さが厳しく身に応える状態であつた。休憩よりも体を動かし活動状態が体温を温め動きやすかつた。
 新人会員(1名)の参加情報があり、昼近く電話連絡採れました。
 潮来市「水郷県民の森」事務所に迎えに行き、食事中に、紹介と本日参加者の自己紹介をしました。
 旧フィールド内は、午前中、下草刈り3名で下草まとめ作業で終了。
 午後の作業より、伐倒組、下草刈組合同で伐倒作業に加わり、道路脇大木処理(幹回り50~60㎝)、玉切り、枝払い、回収作業で終了。
 本日は、寒い中終了時刻過ぎ迄ご苦労様でした。事務所に終了報告し、終了としました。

(取手市 豊島 剛)

4-6 東海村「東海保全林(前谷津)」整備
 令和7年2月19日(水) 晴れ  9:00~14:30 参加者10名(内会員外1名)
 強力な寒気が戻って来た。早く春が来て欲しいが、花粉は来なくてもいい。そんな今日この頃である。幸い今はまだ目や鼻にあの忌まわしい症状はない。この間隙を縫って前谷津での伐採作業を整えてしまおう。目標は、枯れたクリの木と大物の枯れて危険なサクラの木だ。

 この写真は、50センチのバーが付いたチェンソーを持参した会員がいるうちに、大径木の枯れたサクラを始末しようと鳩首協議しているところである。手前のベンチは、伐倒時に破損しないようにとのアイデアで、玉切りしたスギ材とクリの木の長物で対策を施したものである。結果的に伐倒の衝撃からベンチは守られた。
 今日は、摩訶不思議な光景を目の当りにした。写真は割愛するが、クリの枯れ木を伐採した切り口の穴から、寝ていたのだろうかカニが出てきたのだ。なぜここに、疑問は深まる一方である。ナゼこんなことになっているのか何方かご存じの方はいませんか。

(那珂市 神永 正千代)

4-7 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
 令和7年2月20日(木) 9:00~15:00  晴れのち曇り  参加者 6名
 寒さのぶり返しで冷え込んだ朝でした。打ち合わせのあと、ラジオ体操で体をほぐしてから作業に入りました。

 今回は冬場に予定していた斜面緑地の枯損木の伐採です。下側には「桜」や「シデ」が枝を広げているため、斜面の上段側にロープで引いて伐採しました。しかし、木々が接近した状態にあったため「かかり木」になってしまい、処理に時間がかかりました。その後、枝払いと玉切りをして駐車場脇と斜面下側に運び込みました。ほとんど枯れていたため、生木と比べて丸太は軽く、枝葉の量も少ない状態でした。写真は丸太や枝葉の集積作業です。

(ひたちなか市 五十嵐 良隆)

4-8 日立市「小木津山自然公園」整備
 2月22日(土) 作業時間 9:00~15:00 晴れのち雪のち晴れ  会員参加9人
 今年最初の活動日は午前中快晴、昼過ぎ曇りから雪が舞いその後快晴でしたが寒い日でした。昨年の豪雨で大きな被害の駐車場修復は、大掛かりなものになっていて暗渠をやめて新排水路の設置など継続中で3月末までの集中工事で完成するとのことです。それまでは、駐車場は使えない状況です。2ケ月ぶりの現地は、枯損木の高所からの枯れ枝が多数落ちています。中央広場のナラ枯れが目立って10本はあるでしょう。イノシシの掘った後が多数あります。
 今回の作業は継続しての避難小屋周辺の枯損木伐採、中央広場周辺整備とイノシシの荒らしたところの修復でした。

 避難小屋周辺は大木の枯れ松が多く、散策路近くのものは伐採が終了して、散策路から少し離れたころの枯損木を伐採しました。南北展望台への散策路は車の進入禁止継続中ですので、大きなものは日立市が業者に依頼して伐採しているとのことです。利用者からは倒木の処理を依頼されていますが道具持ち込みの車が入れないので残念ながら作業ができない状況が続いています。イノシシの荒らした場所は、以前整備して伐採した枯れ木などを山積みしたところをホジクリ返したもので、数か所積みなおして整備しました。今後ともイノシシ被害は拡大懸念です。状況は日立市に連絡します。

(日立市  西村 啓)

4-9 常陸太田市「西山公園」森林整備
 令和7年2月23日(日) 9:00~15:00 晴れのち 曇り 参加者8名
 駐車場の下の梅林がほぼ満開でした。2月も寒い日が続いたので、梅の開花も遅れ気味のようです。
 先月に引き続き下草刈りが済んでいる場所での間伐をお願いしました。その間に下刈り隊は南斜面の白樫に取り組みます。かなりの急斜面ですが、谷底まで到達できました。休憩後は最後まで残った北斜面に移ります。こちらも急斜面で広さもありましたが、ベテラン勢がテンポ良く白樫を倒していきます。昼休憩を挟んで作業した結果、こちらも谷底まで到達できました。

 立ち枯れたような細い杉桧も整理して、夏にはゴールが見えなかった下刈りもほぼ終わりです。伐倒隊が活躍した源頭部も写真のようにだいぶ明るくなりました。
 今年度も残り1回です。参加してくださった方、ありがとうございました。

(東海村 小金沢 知己)

4-10 阿見町「小池城址公園」整備
 令和7年2月24日(月)9時~15時  晴  参加者10名(内会員外5名)
 寒波最終日予報。日差しは暖かいような・・それでもまだ火は欠かせません。
 今日は予備日。まだまだ残るササ刈り作業です。しかし、先日の強風で大木がほぼ真ん中から折れて、隣の木2本を巻き込んでしまいました。ここは、遊歩道に掛かっているため、この処分が必要になりました。チッパー作業終わったばかりなのに・・・。
 刈り払い機隊、少数精鋭で頑張ってくれましたが、作業は次回も続きます。
 11日に参加してくれた親子4名は、今日は河津サクラの植樹体験をしてもらいました。
 その後、前回に続き落ち葉集め、さらに大量の落ち葉を積み上げてくれました。

(東海村 齋藤 由美子)

*4-11 水戸市「梅が丘小学校」学校林整備
 令和7年2月27日(木)晴れ  9:00~15:00 参加者 会員11名 
 少し寒さを感じる季節です。今回は伐採を主に作業。住宅近くのコナラ、杉、栗等を、フェンスを壊さないように手前に引くために、大木の為なるべく高い位置にロープを掛け、チルホールで引き倒す。それができないものはクサビを打ち込んで倒す。玉切り後次の木を倒す。細い木は歩道脇へ並べました。休憩、昼食は日の当たる所でとる。「我々が伐倒を繰り返して実施したからこんなに明るくなりましたなアーと・・」「いやいや違う落葉樹が多く茂っているから、今はいっそう明るくなっているだけ。」そんな会話に一同どっと大笑い。午後も継続して不要木、コナラの伐倒、玉切りをしてきりの良い所で本日終了。皆様ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

*4-12 水戸市「水戸市森林公園植樹祭」参加
 令和7年3月1日(土)晴れ 10:00~12:00 参加者 会員10名 
 今年も、水戸市森林公園の植樹祭が開催され、その支援に参加しました。最初に森の交流センターに集まって開会式。150名の市民プラス支援組なのでにぎやか。
 開会式後に行列を作って植樹場所に移動したところで、植え付け方法の説明がありました。今回の植樹場所は、自然環境活用センターの東側の斜面です。苗木は、既に植樹場所に用意されており、ヤマザクラ、カツラ、イロハモミジ、そして通路近くにノリウツギです。スタッフの案内で注意深く移動して一人1本の植樹を行いました。いばらき森林クラブの参加者はその支援で、自信のなさそうな参加者に声をかけて一緒に植樹しました。参加者の中には、植えた木と一緒に写真に納まる人もいて、大きくなった木を見に来る時のためだそうです。
 植樹はすぐに終わり、その後は森の交流センターに戻ってカレーの昼食となりました。いばらき森林クラブの参加者は、水戸森林クラブの参加者と一緒の部屋でカレーを食べながら談笑し、その後、解散となりました。ところで、参加者への記念品は、ブルーベリーの苗でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-13 笠間市「東性寺裏山」整備
 令和7年3月2日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者6名
 暖かい日で天気予報では4月下旬の陽気。活動し始めてすぐに汗を搔きました。ナラ虫に侵されているコナラの大木2本を伐採。倒す方向を考えると、なるべく高い位置にロープを掛けたい。バズーカで上手くかかり、チルホールにて引き倒す。コナラは枝が多く枝払いが大変。玉切りし午前中1本、午後1本と予定通り作業終了。玉切りした物は運搬しやすい所に集積し作業終了。皆様ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-14 水戸市「あすなろの郷」森林整備
 令和7年3月8日(土)曇り 9:00~15:00 参加者 会員5名
 今年2回目の寒さです。他の活動とダブリ、参加人員が少ない。ナラ虫にやられたコナラの大木4本の伐倒。道路近くであり、通行止めのバリゲートを置き、チルホールをセットし、玉切りしやすいようにロープで道路側へ引き倒す。大きめに枝払いしておけば、郷の担当者が重機を使い、枝を山側へまとめて移動し方付けてくれます。短時間でコナラの大木を片付ける事が出来ました。冷たく寒いなか、寒い、寒いと言いながら頑張ってくれた皆様ご苦労様でした。

(笠間市 石脇 忠)

*4-15 水戸市「森林ボランティア養成講座」参加
 令和7年3月8日(土) 9:00~14:45  晴れ 参加者:会員6名
 今年も森林・林業協会主催の「森林ボランティア養成講座」が開催されました。今回は、あすなろの郷の活動日と重なってしまったので参加者は少なめです。参加団体は、いばらき森林クラブのほかに水戸森林クラブとなか自然の会です。全員揃って開講式の後、各団体ごとに割り当てられたエリアで実践作業を行いました。今回は、自然環境活用センターの西側の道路沿いの松林の整備でした。


初めての伐倒

 午前中は、刈払機でアズマネザサや昨年伸びたと思われる雑木を刈払いました。今回は、初めて刈払機を使う小林さんも参加して私の刈払機で練習しました。申し訳ないことに私の刈払機はあまり調子が良くないうえに重くて振動が大きい。もう少し軽い刈払機を用意すればよかったと反省しています。しかし、昼頃にはだいぶ慣れてきたようです。
 昼食は、主催者が用意したおいしいお弁当を自然環境活用センターの大きな囲炉裏を囲んでいただきました。春とは言っても、炭火がうれしい。昼食後に記念植樹があり、「ジンダイアケボノザクラ」を2本、自然環境活用センターの前の広場に主催者と参加団体の代表者が植えました。
 午後からは、チェンソーによる枯れ松の伐倒作業。あまり太いものはありませんでしたが、松林の中での伐倒は、お決まりの掛かり木も発生して、初心者にとっては良い経験になったと思います。何本かの枯松を伐ったところで作業終了となりました。
 最後に広場に集まって閉講式を行い、解散となりました。参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-16 潮来市「水郷県民の森」整備
 令和7年3月9日(日) 午前9時集合~午後3時解散  晴れ  参加者 5名
 潮来市「水郷県民の森」事務所に作業人員の報告。


日光が差し込む林内

 今回の作業は、新フィールド内の伐倒作業と一部下草刈り、山積された枝葉の整理作業を行う予定。前回の伐倒木の玉切りと新たな大木(檜根腐れ)を伐倒(玉切り、枝払い、片付け)。遊歩道作りの為下草刈を行いました。木の間隔ができ、日光が差し込み林内は明るく見通し良く、一段と林内が甦り、素晴らしい光景でありました。林内は、まだまだ沢山の間引く木(枯れた木、傾いた木、小木)あり振るつて参加ください。
 林内は、何れ、植物が茂り、遊歩道ができ散策出来る森を目指していきたい。
 本日は、ご苦労様でした。事務所に、終了報告解散。

(取手市 豊島 剛)

 
* 4-17 那珂市「県民の森」整備
 令和7年3月12日(水) 9:00~12:00 晴れ 参加者:会員8名
 なんだか天気が悪く肌寒い。1日雨が降らないでほしいと願いつつ集合場所の駐車場に向かう。今回は年間計画にはなかったが、ヤマツツジの株元の雑木や蔓切りのため、2月の活動時に決めて設定しました。
 もみじ谷のいつもの場所に移動すると、参加者の皆さんは早速つつじ山に入って作業開始。エンジン機械を使わないので静かです。黙って作業している人は写真を撮ろうとしてもどこにいるのかわからない。おしゃべりの声が聞こえるのは、静かな作業だからで、これも楽しくて良いと感じます。
 午前中は、時々雨粒が感じられるものの空は比較的明るい状況。休憩を挟んで作業を継続し、12時近くなって昼食としました。そのころになると空が暗くなりはじめ、昼食が済んだ頃には細かい雨が降りはじめました。しばらく様子を見ましたが、午後の作業は無理な様子。まだ少し残ってしまいましたが、作業中止としました。 参加者の皆さんお疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-18 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備
 令和7年3月15日(土曜日) 曇り 9:00〜15:00 参加者7名
 3月中旬。 春も近くなりましたが作業当日は肌寒い曇りの天気でした。
 今回の作業内容は植林。クヌギ、コナラを約100本植えました。最初に一直線上に等間隔に穴を掘り、木の苗を差し込みます。次に土を被せ、踏み固めて、篠の添木を差し、紐で固定します。最後にピンクのテープを縛って目印をつけて完成。植林後に何列ものピンクのテープが並んでいる様子が壮観でした。

 私にとって、いつもは間伐で木を切ることはあっても、逆に木を植えるのは初めての体験でした。まだ小指ほどもない太さの苗が大きく育つまで何十年かかるのでしょうか。森林と関わる時間の単位について考えさせられました。

(小美玉市 伊野 真文)

4-19 日立市「小木津山自然公園」整備
 3月22日(土) 活動時間 9:00~15:00 晴れ   参加10人
 寒さから一転、好天に恵まれた活動日でした。昨年9月の豪雨被害で駐車場が使用禁止になっていましたが、年度末に修復完了を目指しての工事が進行中です。駐車場周辺は様変わりの状況で、旧駐車場地下の暗渠を山際の新設排水路に変更工事中。周辺の斜面は一見トーチカのように見える人口壁になっています。時間がたつと植物が生えるのかもしれませんが現状では異様に感じます。土砂流入で埋まった池の修復も始まりました。その他のエリアも突貫工事で修復中です。


枯れ松の大木を伐採片付け

 活動は南北展望台方面に車が入れないので、継続して避難小屋周辺の枯損木伐採とバーベキューエリアの整備に分かれての作業です。枯れ松は樹齢30年超の大木です。新設のバズーカも活躍しての伐倒方向のコントロールで何時もながらの見事な伐採でした。散策路脇に片づけました。以前は利用者が少なかった避難小屋周辺が枯れ松の伐採ですっかり明るくなって利用者に安全な通路になりました。今後利用者が多くなるでしょう。
 バーベキューエリアは公園の完全再開を控えているのでイノシシの荒らしたところの整備、枯草の刈り取りなど継続しての整備でした。
 市の公園係への今年度実績報告と次年度活動申請を3月31日に行い、次年度の補助金申請も済ませました。今後の活動に多くの会員の皆様の参加をお願いします。

(日立市 西村 啓)

4-20 常陸太田市「西山公園」森林整備
 令和7年3月23日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者8名
 ずっと寒い日が続いていましたが、突然暖かくなりました。この調子だと来週には桜が開花しそうです。一方、駐車場下の梅林はまだ満開。寒かったので長持ちしているのでしょうか。来る途中では桃も見られたし、異常気象の現れか?

 さて、今年度のエリアも今回で一応の完了です。下刈り隊には残ったところの最後の仕上げをお願いし、伐倒隊は源頭部と南斜面に別れて間伐を進めます。西山は木が混んでいるので、1本1本ロープをかけてチルホールで引きながら伐倒します。玉切りしていると、たまにバーが挟まれます。ベテランに救助してもらったり、方向の見極め方を教わったりして進めました。
 皆さんに頑張っていただいたおかげで、急な谷もだいぶ明るくなって、林床がシダ類に覆われているのがきれいですね。間伐が物足りない部分は来年度継続できれば5月からスタートし、下刈りはさらに南側のエリアに移っていこうと思います。参加してくださった方、ありがとうございました。

(東海村 小金沢 知己)

*4-21 常陸太田市「シルバー人材センター刈払機適正使用講習会」講師派遣
 令和7年3月24日(月) 9:00~15:00 晴 講師 会員 3名(講習参加者36名)
 今年度最後のシルバー人材センターの講習会依頼がありました。参加者は初め80名とのことで、2日の講習会を予定していましたが、36名となり、一日で行いました。
 作業中の事故がなかなか減少しないので、安全就業対策を目的とした講習会、特に石飛び事故を防ぐための安全な作業法を主としての講習依頼でした。全員安全衛生教育修了者です。
 午前中は座学で、自己の安全管理、作業者同士の安全管理、機械の安全管理、作業現場の安全管理、作業前の安全管理、作業中の安全管理、石飛の原理、作業後の安全管理について講義をしました。
 午後は、大里森林公園で実習をしました。石飛が少ないカルマーを各自に使用していただき、その効果を体験してもらう予定でしたが、現場には小石がなく、カルマーを使ってみただけで、石飛の体験はできませんでした。作業経験者の多くは自己流の方が多く、安全の基本を再認識していただくように指導しました。

(取手市 冨田 光紀)

* 4-22 ひたちなか市「親水性中央公園」整備
 令和7年3月26日(水) 9:00~14:30  曇りのち晴れ  参加者 8名
 少し風のある暖かい日でした。朝の園内は小鳥の鳴き声でにぎやかです。広場に降りる階段脇の桜も「つぼみ」が膨らんできました。

 前回に続き枯損木の伐採をしました。立ち木が少ない斜面への伐倒でしたが、ロープで引きながら慎重に切り倒しました。写真は昨年入会した会員の玉切り作業です。
 昼になっても風が止まなかったため、午後からは玉切りした丸太と枝葉の片づけをしました。斜面下に落とし込んだ丸太と、以前に積み上げてあった丸太を会員の軽トラックで園路近くまで運び出して集積しました。

(ひたちなか市 五十嵐良隆)

4-23 ひたちなか市「津田・風致地区1~4」整備(2月~3月)
 R7年2月4日~R7年3月25日  毎週火曜日  計6回  参加者延31名
 風致地区1では、1月に伐採したシラカシの片づけと、一部を木工の材料としてチェーンソーで製材しました。杉林のユズリハ、傷んでいる杉、シラカシを伐採しました。 10m以上に成長したユズリハは葉の量が多く枝打ちが大変でした。シラカシ、ユズリハを伐採したことで、林内が明るくなりました。


風致地区4で牽引伐採中のヒノキ

 風致地区2では、竹林の一区画を高さ1メートルぐらいで皆伐し2~3年様子を見ることにしました。枯れている竹が20~30本程度あり、これらを伐採しました。以前伐採して木工の材料にする予定で転がしておいた杉を丸太椅子サイズに玉切りしました。
 風致地区4では、2月と3月で合計9本の不要木を伐採しました。林内を明るくする目的で、常緑樹(杉、ヒノキ、シラカシ)を中心に伐採しました。3月に杉を伐採するとボワッと黄緑色の花粉のケムリが舞い上がり、花粉症の私はゾッとしました。

(ひたちなか市 菊地 寿雄)

4-24 那珂市「県民の森 木工の家」間伐材利用活動
 2月と3月の活動は 4回 参加会員延べ30名。
 丸太椅子の材料はいくらでも有りそうですが、クラブ活動作業の間伐は不要木なので無闇に伐倒出来ず、搬出困難であったり、中々候補が見つかりません。又、乾燥期間も必要であり欠乏症状態です。
 昨秋のあるイベントからのお誘いから「5月もお願い」との要望が出て、此処の処は丸太椅子作りが続いております。まず、座り心地を観て、傾きをチェンソ-で修正します。又、持ち運び易くする為の手を掛ける部分をノミで掘り込みます。この後は、多々延々磨き上げるのですが、ディスクグラインダ-やペ-パ-サンダ-の活躍で肌目が綺麗に仕上がります。只、中には皮裏に住み着いた幼虫の通り跡が残り、趣の評価は「これはこれで良い」との意見も。枝別れした部分などは敢えて少し残し、違った趣のある丸太椅子に仕上がりました。

 作業場は写真のように真っ白になり、木工の家だから出来る環境で感謝です。有る会員は集めて「畑の改良材持ち帰り」。なるほどです。
 昨秋伐採しておいた母材は先日搬入。未だ使えませんが割れ防止の背割りをして皮むきをしました。乾燥が進めば今秋のイベントに利用する考えでおります。
 完売常連の竹ポックリは4月上旬、渡辺会員宅で行う計画にしました。

(那珂市 町田 豊和)
 

以前の活動報告(令和6年12月~令和7年1月)

4 活動報告

*印の活動は、年間事業計画から変更または追加された活動です。

4-1 笠間市「東性寺裏山」整備

 令和6年12月1日(日) 9:00~15:00 晴れ 参加者8名
 相変わらず「道の駅、笠間」は早朝より混んでいました。本日は、継続の枯松の伐採、玉切り。そして、東側の篠竹刈りは初めてですが、山頂にしては暗すぎるのでは、との事で刈込みを始めました。他の人は、山道の整備。曲がり部の雑木を切り、切り株を掘る。以前玉切りした枯松を道端に並べ山道の区画をし、なるべく平坦になるよう軽トラが走り易いよう整備。山頂の枯松も残り数本となり、本日の作業終了としました。皆様ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

*4-2 水戸市「梅が丘小学校」学校林整備

 令和6年12月5日(木)晴れ  9:00~15:00  参加者11名                                  

 集合場所は校舎の裏で陽当り悪く、冬らしく寒く冷え込んできました。活動前に皆さんの写真を撮りたいと校長先生が来て、クラブの旗を中心に撮りました。学校林は、森林公園の様に林内が全て見渡せる様になり、子供達が森の中で落ち葉集めをしたり、枯れ枝を拾い教室へ運んで喜んでいますと教頭先生が我々にお礼。活動終了時には、校長先生が撮った写真を学校だよりに載せ、活動内容を報告したいとの事。再度お礼を受けました。本日も草刈り、不要木、枯れ木の伐採、玉切りと歩道の整備を継続して進めました。ご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-3 水戸市「水戸市森林公園成沢地区」整備

 令和6年12月7日(土) 午前9時~12時 快晴 参加者6名
 前回予定していましたが雨天のため中止になった、トレイルランコースの外周道路に倒れてきそうな枯損木を2本伐採しました。案内板24番付近で斜面に案内板がある近くの杉の大木と少し離れた場所にある松の木を伐採しました。水戸市の担当者は斜面でヤブなので時間がかかるだろうということでしたが、参加者のいつものパワーで午前中に処理することができました。「午後は何するの?」と言われましたが、お昼を食べて解散しました。みなさん、ありがとうございました。

(城里町 斎藤 義則)

4-4  潮来市「水郷県民の森」整備  

 令和6年12月8日(日)  午前9時集合~午後3時解散  晴れ  参加者 9名 
 集合時間内に9名参加者あり。作業の内容の説明と組分けをし、メインの7人は伐倒作業グループ、他2名は林床内の下草刈りグループに分けて作業に当たる事にしました。事務所に参加人数報告し開始。 

下草刈り後景色

 大木の中途折れ、幹の根腐れ、虫食いの穴あき、枝枯れが目につく。木の間隔が込み合い、林床内はうすく日の差し込む間もない。枝葉の切り落としが必要と思います。今後、進むに連れて枝葉の山がかなり多くなると思われます。草刈グループの活躍により広範囲な下草刈りが出来、伐倒作業がやりやすく、次回予定できそうです。 
 本日伐倒木は、杉大木、ヒノキ計10本近く整理終了。参加者皆さんご苦労様でした。事務所に報告告終了。

(取手市 豊島 剛)

4-5 那珂市「県民の森」整備

 令和6年12月12日(木) 9:00~14:45  晴れ 参加者:会員12名
 12月に入り、ずいぶん寒くなりました。この日は、草刈り組とナラ枯れ被害木の伐採組に分かれて作業を行いました。また、ツツジの株元の処理や蔓切りの作業を行いました。
 つつじ山では、本格的な草刈りは久しぶりで、刈残していた部分や区画していた植物保護エリアの草刈りを行いました。既に枯れ草になっている草は硬くて刈りにくい。しかし、皆さん慣れたもので、きれいに刈払いながら刈草の列を作って行きます。この日は、ツツジの間や斜面の草刈りを昼食を挟んで行い、つつじ山とコナラ採種園側の草地はすべて刈払うことができました。刈払機でツツジの間を刈払っても、ツツジの根元やツツジに絡みついた蔓を切ることはできないので、根元の処理や蔓切りは別途行う必要があります。これは手間がかかりますが、地道に行う以外にありません。今回は、このフィールド初参加の小林(苑)さんが黙々と作業を進めていました。


ツツジの根元の処理


第二広場のサクラ枯損木の伐採

 伐採対象のナラ枯れ被害木は、第二広場の道路脇に立っているコナラで、道路に枝を落としていました。数本のコナラガ枝を交差させているので、枝を切ってからでないと倒せないかもしれないと心  配していましたが、枝を避けて倒せるものから順次広場側へ簡単に伐倒。今回も、伐採には植物園の担当者が重機を用意していたので、玉切りや片付けは容易に終わらせることができました。作業のついでに、第二広場の真ん中に立っていたサクラの枯損木も伐採しました。県民の森の中にはまだまだたくさんのナラ枯れ被害木が残っていますが、今年度のいばらき森林クラブのナラ枯れ被害木の伐採は、今回で終了です。
 今回は2名の女性会員が参加しての活動でした。山での作業は、いろいろな作業があるので、女性会員も積極的に参加してほしいものです。
 参加者の皆さん、お疲れ様でした。

(那珂市 小林 澄男)

4-6 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備

 令和6年12月14日(土曜日) 晴れ 9:00~15:00  参加者会員6名
 冬空の澄み切った北風の吹きさらしの里山です。雑木林の萌芽更新で伐採、玉切り作業を行いました。チルホールで引っ張り掛かり木に成らないようにして実行しました。
 実際は掛かり木に成る物が出てしまい苦労の連続です。
 その後玉切をして終了しました。参加者の皆様お疲れさまでした。

(土浦市 山本 稔)

4-7 常陸太田市「西山公園森林」整備

 令和6年12月15日(日) 9:00~15:00 晴  参加者14名

 庭のバケツに強力に固い氷が張った朝となった。いよいよ本格的な冬の到来か。作業で身体が温まるまで寒さが堪える季節となった。私としては2ケ月振りの西山公園森林整備活動である。やはり、ここの現場は落ち着くなぁ。
 さて、今日は併せて掛かり木処理の研修会も行われた。特にこの現場ではほぼ間違いなく伐倒時に掛かり木となる。もはや名物とまで言われているとかいないとか。
 掛かり木処理は、特に危険が伴うので有用な研修である。
 一方今年度の林床整備は、活動面積が広いのもあるが、現場までも距離があり更に急斜面が作業を遅らせている。
 固いシラカシの除伐なので刈り払い機では作業を進めづらい。
 地味に手鋸で切り進むしかない。
 遅々として前進出来ない有様であるが根気よく進めて行くしかないだろう。

(那珂市 神永 正千代)

4-8 常陸太田市 「安全技術教室(掛かり木処理)」開催

 令和6年12月15日(日)10:00~14:30 晴れ 参加者:会員12名(講師等含む)
 掛かり木の実践的な処理方法を身に着けることを目的に講習会を開催しました。チェンソーでの伐採は初めてという会員を含めて8名の受講者が集まりました。当日は、西山ヒノキ林の活動日。朝は一緒にミーティングを行い、その後,通常活動組と講習組で別れました。講習では、最初に講師の冨田さんから一般的な説明があり、その後、伐採の実践的な説明。そして、昼食を挟んでいろいろな場面での対応方法を練習しました。


切り株を利用した弦処理の説明

 最初の説明は、作業場所近くの道路の広くなった場所で行われました。資料は、「かかり木の処理の作業にお|する労働災害防止のためのガイドライン」の抜粋です。基本に立ち返っての説明がありました。
 実践講習では、まず、講師の冨田さんによる掛り木処理の実例の紹介がありました。ここでは、危険な処理方法と言われている元玉切りと折り倒し処理の違いなどの説明があり、制御された状態で、安全な位置で作業できるようにすることの重要性が強調されました。その後、参加者が伐採して掛かり木を作ろうとしましたが、こんな時に限ってなかなか掛かり木にならず、数本倒したところで、倒した木の根元部分を使って説明が行われました。残っている弦の部分の処理方法、回転させるための方法、折り倒し方法の手順などの説明があり、受講者の皆さんは熱心に聞いていました。最後に、実際に掛かり木を作ってロープによる引き倒しを受講者が協力して行い、今回の講習会を終了しました。
 受講者の皆さんお疲れ様でした。また、講師の冨田さんと、補助していただいた小林中さんと神永さん、ありがとうございました。

(那珂市 小林 澄男)

*4-9 ひたちなか市「津田 鹿島神社」裏山整備

  令和6年12月17日(火)9:00~15:00 晴れ 参加者8名

牽引ロープ掛け

 本日は8名のメンバーが集合しました。社殿横に4本の杉とシラカシがあり少し圧迫感があります。今日の作業はこの杉の伐採です。伐倒方向を慎重に検討し、間違っても社殿の方に倒れないように杉のなるべく上の方にロープを掛け、手動ウィンチで牽引して伐倒します。伐倒方向は杉と杉の間の狭い空間です。そのため少しでも伐倒方向がずれると掛かり木になる心配があります。
 ところが、今日は掛かり木になることなく順調に作業が進み、4本の杉を伐倒することが出来ました。今年度の作業はあと1回を予定していますが、当初の予定通り完了する見通しがつきました。

(ひたちなか市 菊地 寿雄)

4-10 東海村「東海保全林(前谷津)」整備

 令和6年12月18日(水)9:00~14:30  晴れ 参加者8名
 今年度は、前谷津での活動は主に伐採作業である。本日は御日柄もよく風も穏やかで安心して取り組める。朝のミーティング時に、役場の担当者さんから安全に作業をして下さいとのご挨拶を頂き一日が始まった。
 現場奥の方に、大きく暗い影を落としているカシの大木が第一の伐採目標である。ベテランならではの流れるような段取りが整いイザ伐倒。

 かつてラグビー日本代表が、ワンチームのスローガンの下世界の強豪相手に結果を残したように、我々もワンチームとなってドヤさドヤさなどと言いながら大量の枝を片付け見事大きな山となった。太い幹はまたもやサークル状に配置したのだ。要るのか要らないのか不明ではあるが休憩時の椅子となった。
 午後からは、午前中の勢いもそのままに一気呵成にスギを3本仕留めることとなった。
 いつものように、参加者の皆さんの優れた手腕には驚くばかりである。今年の東海保全林での活動は、本日で全て予定数終了となるが皆さんまた元気でお会いしましょう。

(那珂市 神永 正千代)

*4-11 水戸市 「石川中学校」整備

 令和6年12月19日(木)9時~15時 晴 参加者 会員9人
 前回と同様に道路側にはみ出している枝の剪定と密集している枝の間引きを主体に行いました。立木に登っての作業や高枝鋸での切断作業、枯れ枝除去や立木の枝のバランスを考えての剪定等、ベテランのメンバーの指導でスムーズに進みました。校内の立木に楠があり剪定していると懐かしい匂いがしたので聞いてみると、「楠から抽出したものが洋服の防虫材樟脳になる」と聞いて、個人用や木工の材料になるのではと先生の許可を頂き持ち帰る人もいました。

(水戸市  矢野 輝美)

4-12 日立市「小木津山自然公園」整備

 令和6年12月21日(土) 9:00~15:00 晴れ  参加9人
 今朝、集合時に日立市による昨年の大雨で壊れた暗渠の修復が早朝から大掛かりで作業をしていました。また市からの連絡でナラ枯れの大木8本を伐採、燻蒸対象になっているとのことで依頼した芝滑りスロープ下の1本も対象にするとのことでしたが、本日はまだ取り掛かってはいません。2月の活動日には処理が終わっていると思います。


避難小屋下散策路・枯れ松伐採

 

 今日もおなじみの市民グループ20人ほどの方が8時半頃から散策に来園でした。バーベキュー広場は火を使った形跡があるので駐車場の修復が終われば利用者が増えるでしょう。駐車場が使用できないため、小木津山公園が利用できない方は、数km離れた助川山や鵜の岬の散策路を利用しているとのことですので駐車場の修復が待たれます。
 当日の作業は、避難小屋周辺の枯れ松伐採、中央広場周辺の枯損木伐採と芝滑りスロープ整備を行いました。散策路近くのものから逐次伐採して、整備が進んで見通しが良くなっている様子が良く分かります。枯れ松が増加している実情から、安全のための伐採は、残念ですが当面安全確保のため必要です。中央広場周辺のつつじの咲く斜面は、今年も整備終了できて来年もつつじが見事に咲くでしょう。芝滑りスロープも全面整備したので、来春芝が生えそろうとスロープの利用が快適になるはずです。
進入禁止のため南北展望台への通路脇にも枯損木があると予想されますが、車の侵入禁止解除を待っての作業になります。冬至でもあり、2時過ぎると寒さが感じられるようになって作業を無事終了しました。
 小木津山公園としては、今年最後の活動となりました。皆様ご苦労様でした。来年もよろしくお願いします。

(日立市 西村 啓)

4-13 阿見町 「小池城址公園」整備

 令和6年12月22日(日)9時~15時 曇 参加者10名(内会員6名)


手作りの門松

 本日は比較的暖かい朝でしたが、風がだんだん強くなって、寒い一日でした。今日は門松作りがメインイベントです。まず、竹林に移動し、太めの孟宗竹を1.8mの長さに切ってトラックに積み込んで持ち帰りました。孟宗竹は長さ20cm程度に切って、門松の台にします。孟宗竹は太いので、のこぎりで切るのは大変です。かといって、チェーンソーで切ると切り口が美しくありません。そこで、最近はレシプロソーを使うようになりました。レシプロソーは電動でのこ歯が前後に動き、太い竹でもきれいに切ることができます。次に、3本の真竹を斜めに切って孟宗竹の台に立てます。のこぎりで真竹を斜めに切るには、スライドソーを使います。スライドソーは電動で回る丸ノコが溝に沿って前後に動く機械で、安全にきれいに竹を斜めに切ることができます。これらの文明の利器を使うようになって、門松作りが安全に早くできるようになりました。最後に赤いマンリョウとマツを添えて門松の完成です。余った孟宗竹は竹炭の原料となります。
 ナラ枯れ対策会から報告によれば、昨年よりナラ枯被害木が減ったそうです。次回からナラ枯れ被害木を伐採し、チッパー処理する予定です。

(石岡市 浦井 稔)

4-14 ひたちなか市「親水性中央公園」整備

 令和6年12月23日(月) 9:00~14:15  晴れ 参加者 3名

 林内は冷え込んで寒い日でした。今回は斜面北側の桜の周りにある杉を伐採しました。枝打ちと玉切りをしたあと、丸太と枝葉は園路近くまで運び出して積み重ねました。整備域の斜面には幹周りが2.5~3mほどの太い桜の木が3本あります。以前は周りを木々に囲まれてよく見えませんでしたが、除伐や下刈りによって周囲が開けて桜の木が良く見えるようなって来ました。(写真は伐採の様子です)
 昼近くの作業中に、「コウ、コウ」と聞きなれない音がしたので上を見たら、林のすぐ上を10羽ほどの白鳥が「V字の隊列」を組んで飛んで行きました。「えさ場」に向かっていたのでしょうか、真っ青な冬空に「白く大きい姿」が印象的でした。

(ひたちなか市 五十嵐良隆)

*4-15 ひたちなか市「東石川小学校」整備

 学校からの依頼により、校舎窓側にあった「メタセコイア」一本の伐採報告です。

 

作業日

活動報告

作業内容

参加

備考

1回

8月19日(月)

 メタセコイアの教室側枝の剪定

5人

夏休み

2回

12月25日(水)

今回

 メタセコイアの伐採等

6人

冬休み

3回

12月26日(木)

今回

 メタセコイアの玉切り、片付け

6人

冬休み

【12月25日(水) 9:00~15:00  晴れのち曇り】

 冬休みの学校は静かでした。この日は残っている枝の切り落しから始めました。樹上で枝を切って吊り具で降ろす作業です。枝は正門近くの校庭に運んで切り揃えました。
 次に伐採準備に取りかかりました。下見時の留意点は、「①校舎すぐ近く、3階の屋上を越える樹高、空洞もありか?②左脇に外灯、右側に樹木がある狭い伐倒範囲。③引き倒す前方にロープをかける立ち木がない。④コンクリートの平板を敷き詰めた地面」等でした。このため、前方の左右にある立ち木に「滑車」と「けん引具」を取付けて「メタセコイア」にロープをかけました。
 伐採は、最初に木の上方部をロープで引きながら切って吊り落とし、2階ほどの高さにしました。降ろした幹は地面の衝撃緩和のため、地面に並べて更にマットをかぶせました。このあと、残った幹をロープで引きながら予定した場所に切り倒しました。切り口の直径は1メートルほどで芯は腐って空洞でした。

【12月26日(木)9:00~15:00 曇り】

 

 この日は前日倒した木の処理です。太い幹だったので40センチほどの長さに玉切りしたあと、持ち運び出来るサイズにチェンソーで縦に割りました。分割した材やビニール袋に詰めたチェンソーの切り屑は、会員の軽トラックで正門近くの校庭まで運搬を繰り返しました。切り揃えた枝はヒモで束ねましたが、先輩会員は束の底を地面に1、2回打ち付けて形を整えてから積み上げていました。丁寧な仕上げと思いました。

 また、太い「切り株」は地面の近くで切り取りました。その際、根元の内部に小石を包み込んでいたため、チェンソーの刃を痛めてしまったそうです。最後に、「伐採した周辺と正門近くの校庭」の片付けと掃除をして作業を終えました。
 活動を通して、教頭先生を窓口に学校の支援を頂きました。用具(脚立、リヤカー、カラーコーン、延長ケーブル、掃除用具等)の提供、そして屋内の休憩場所や飲料の用意等。ありがとうございました。

(ひたちなか市 五十嵐良隆)

4-16 水戸市「あすなろの郷」森林整備

令和7年1月11日(土) 9:00~15:00 晴れ 参加者 会員9名 
 あすなろの郷も他のフィールドと同じくナラ枯れの被害が出ています。ナラ枯れのコナラは施設利用者の運動用散歩道路の側にあり危険の為、本日伐倒する事になりました。太い木、細い雑木、大木は玉切り後道路脇に並べ、枝は山側へ積み重ねます。大木2本伐採が終わり陽当りのよい所で昼食をとり、作業再開。3本目は次回でよかったのですが、皆が片付けようと玉切り、枝払いし、片付けました。残り2本は次回。草刈りは、施設内の庭と周辺の道路、路肩を実施しました。皆さんご苦労さまでした。

(笠間市 石脇 忠)

4-17 潮来市「水郷県民の森」整備 

令和7年1月12日(日)午前9時集合~午後3時解散  曇り時々雨  参加者 7名  
 今日も参加人数報告6名。事務所に人数報告し作業に掛かる。後から1名参加(新人遅れ事務局より連絡受けてる)。 
 天候が曇り空で、雨が降りそうで寒さ厳しく、身体を動かして温めなければ、体調うまく保てない状態。


伐採作業中

 伐倒作業は、直径30cm前後3本の杉大木。枝払い、玉切り、片付けし、枝葉の山が石垣のように高くなり、今後集約作業が必要になると思います。 
 林床内の草刈りは、2名で広範囲に作業進み、今後の伐倒作業がスムーズに出来るようになりました。 
 昼近く雨が激しくなり終了を告げたが、杉大木にロープを掛けている状態であるので、全員の合意で伐倒することにしました。伐倒後枝払いのみ終了。
 体験施設(休憩室)にて昼食。新人の石川さんが水郷県民の森事務所に着いたとの連絡があり、迎えに行く。食事中、参加者みんなに紹介と自己紹介。本日、寒さの中、終了時間までご苦労様でした。事務所に解散報告。解散後、石川さんに現在活動しているフィールドを1時間ほど案内して解散。

(取手市 豊島 剛)

4-18 阿見町「小池城址公園」整備

令和7年1月13日(月)9時~15時 曇 参加者17名(内会員13名) 
 今朝、小池城址公園に出掛けようとすると、車のフロントガラスが凍り付き、前が見えない状態でした。それでも日中は暖かくなり、汗をかいてしまいました。次回は大型チッパーでナラ枯れ被害木を粉砕してカシナガを駆除するため、ナラ枯れ被害木を伐採しました。7本のクヌギの伐採を依頼されましたが、いつものメンバーでは手に余るので、たくさんの方に応援をお願いし、伐採チームを2つ編成することができ、効率的に伐採することができました。伐採した木は、チッパーに投入できるサイスに切断して大型チッパーが入れる園路脇まで引き出しました。この引き出し作業は伐採より大変でした。伐採した木の大きな枝が隣の木に引っかかり、10m以上の高さに宙吊りになってしまいました。この枝がいつ落ちてくるかわかりません。これを放置すると事故になりかねません。このため、ウエイトバズーカを使ってこの枝にロープを掛け、安全に落とすことができました。改めて、ウエイトバズーカの威力を実感しました。竹炭は早朝から火入れしました。次回に窯出しする予定です。秋になって始めた林床の草刈りは、今回も実施していますが、その他の作業が多いため、春までに終わるか心配です。

(石岡市 浦井 稔)

4-19 東海村「東海保全林(押延ため池憩いの森)」整備

令和7年1月15日(水)晴天 9:00~15:00  参加者9名 
 穏やかな日和に会員達がここ押延ため池憩いの森に集合した。切るぞ切るぞ、いっぱい切るぞーっと言う熱い思いが伝わって来る。まぁまぁここはひとつ、逸る気持ちを抑えて参加者の皆さんで作業の進め方について共有しましょう。幸い風も無く伐倒時の影響も少なそうだが、枯れ具合や樹形のバランスを考慮しなくてはならない。

 写真にあるように、夥しいキノコに覆われて無残な姿を晒している。切り口を見ると芯はシッカリとしているため、プラロックで引いても途中から折れて危険な状態になることはなかった。この様な枯れたコナラがまだまだあり、憩いの森を通行する住民の皆さんに危険が及ばないようにと、役場の担当者さんと話し合ったことでした。
 何はともあれ、今日も楽しく愉快にいい汗を流して一日を終えることが出来ました。

(那珂市 神永 正千代)

4-20 水戸市「水戸市森林公園成沢地区」整備

令和7年1月18日(土) 午前9時~14時 快晴 参加者8名

 

 前回に続きトレイルランコースの外周道路に倒れてきそうな枯損木を2本伐採しました。案内板24番付近で、完全に道路に架かっている大経木と少し離れた場所にある枯損木を伐採しました。2本なので午前中で終わるかもしれないと逆に「心配」でしたが、さにあらず、2本目の木が急な斜面に面した樹間にあったため、掛り木してしまいました。ロープで谷底から引いてもびくともせず、いろいろ試しましたが、チルホールで引いて何とか倒しました。斜面が急で滑りやすいので上り下りに大変苦労しましたが、掛り木処理の研修にもなったように思います。みなさん、お疲れさまでした。

(城里町 斎藤 義則)

*4-21 水戸市「石川中学校」整備

令和7年1月20日(月)9時~15時 曇のち晴 参加者 会員9人 
 前回に引き続き、校庭周囲に植栽されている、マテバシイ、サクラ、ケヤキ、スダジイなどの伸び過ぎた枝の剪定を行いました。これらの作業は、樹上作業や高枝切り鋸を使っての作業です。剪定した幹や枝は集積して水戸市の回収条件に合わせて切断。その後、用務員さんが計量しました。
 今回の作業で完了する予定でしたが、バックネット裏のカツラ(高さ10m程度2本)の上部に枯れ枝が多いため根元から伐倒することになり、又、校舎北側の立木3本の剪定も依頼されたので、2月も作業を継続することになりました。所要で立ち寄った関会員からは好評の大判焼きの差し入れがあり、たいへんおいしく頂きました。ありがとうございました。

(水戸市  矢野 輝美)

4-22 那珂市「県民の森」整備

令和7年1月23日(木) 9:00~15:00 晴れ 参加者:会員12名 
 大寒に入り、それなりに寒い朝でしたが、元気な会員が集まりました。今回は、若くて頼もしい新人も二人参加し、草刈りと刈草の集積・処理を行いました。
 朝のミーティングには植物園の加藤園長が参加され、新年の挨拶と植物園リニューアルの説明がありました。植物園の開園は今年の11月頃になり、4月以降は管理主体が農林振興公社からボタラシアンリゾートに替わる予定で、もみじ谷周辺エリアの整備や木工の家での活動は継続できるように引き継ぐとのことです。
 草刈りは、刈残していたナツツバキ植栽エリアとヒトツバタゴ植栽エリアです。ナツツバキ植栽エリアの一部はキンランが多数見つかったので、種が飛散するまで草刈りを控えていましたが、その場所も含めてさっぱりと草刈りを済ませることができました。今年の初夏にキンランの黄色い花が見られるのが楽しみです。


刈草を集めて運搬

 草集めは、主につつじ山周辺です。北側の草地はオギやススキが生い茂っていたので、草の量が多い。さらにセンニンソウが絡んでいたので草刈りも大変だったと推測されます。そして、草集めはかなりの重労働です。ここは、新人の二人が大活躍です。重い草をブルーシートに載せて次々と西側のコブシの木の下へ運び、大きな草の山を作りました。この山をどうしたものか、悩みどころ。しかし、刈られた草を片付けたことで、今年もたくさんの希少植物たちが元気に芽吹くことでしょう。つつじ山の中の草も集積し、イノシシ防護柵の外に運びだしました。つつじ山周辺は、半分以上のエリアの刈草を集草することができました。残りは2月の活動時に処理する予定です。
 昼食を挟んで午後2時半頃に作業終了。後片付けを行っていると、加藤園長が見えて干し芋の差し入れをいただきました。干し芋を食べながら終礼を行い、参加者の無事を確認して本日の作業を終了しました。
 参加者の皆さん、お疲れ様でした。そして、加藤園長、ごちそうさまでした。

(那珂市 小林 澄男)

4-23 かすみがうら市「加茂地区霞ヶ浦保全山林」整備

令和7年1月25日(土曜日)9:00〜15:00  雨のち曇り 参加者6名

 集合時点で天気は雨でしたが活動を開始する内に止みました。今回の活動内容は雑木林の間伐。コナラ、クワ、スギなどを伐倒、枝払い、玉切りを行いました。
 特にクワの木は隣接する畑に斜めに覆い被さるように生えており、畑に倒れないように切る方向やロープの張り方など慎重に検討しながら進めました。
 活動中にチルホールがワイヤーを引けない事態がありました。原因は安全ピンの外れでした。怪我などは無く、安全ピンを戻し問題なく復旧しました。個人的にはチルホールの仕組みを知る良い経験になりました。
 今回は雨上がりで寒く、休憩時間の淹れたてのコーヒーで体が温まりました。良い休憩は体力だけでなく、やる気を回復する意味でも大事だと気づきます。

(小美玉市 伊野 真文)

*4-24 ひたちなか市「津田 鹿島神社」裏山整備

令和7年1月21日(火) 9:00~15:00 晴れ 参加者10名 
 本日は、このフィールド今年度最後の活動日です。10名のメンバーが集合し、心強い限りです。まず、傷んでいる杉2本を伐採しました。社殿から離れているため、あまりプレッシャーを感じることなく、1本は牽引しながら伐倒し、傾いている杉は重心方向に伐倒しました。また、南西側にあるシラカシを1本伐採し、別のシラカシの枝を3本ほど切断しました。その結果筑波山を望めるようになりました。

 

 社殿に向かって右側の石碑の上に掛かっているシラカシがあり、事前に調査したときは下に垂れている枝を何本か落とせば良いと軽く考えていました。ところが、再度確認すると周りの杉と同程度に伸びており、氏子の方と相談し伐倒することにしました。午前中にロープで木に登り石碑側の枝を落として、午後から牽引して杉林の方に伐倒することにしました。受け口を切り、追い口を入れて、牽引を始めると手動ウィンチの安全ピン(荷重が過度に掛かると安全のため切れる)が切れ牽引できな  くなってしまいました。このようなときはベテランの知恵と力が頼りになります。次々と指示が飛びます。安全のため、追い口にクサビを打ち、別途ロープを掛けて動滑車を付け2倍力システムにして小型のロープ牽引具で牽引し固定しました。この間Tさんが自前の手動ウィンチを取りに行きました。到着後このウィンチをセットして牽引し、伐倒しましたが、掛かり木になりました。牽引方向を変更して牽引しなおし無事に伐倒することができました。全員の協力で、何とか15:00までに作業を完了することができました。
 今年度の活動の結果、見通しが良くなり社殿が際立つようになりました。

(ひたちなか市 菊地 寿雄)

4-25 常陸太田市「西山公園森林」整備

令和7年1月26日(日) 9:00~15:00 晴れのち曇り 参加者6名

 風が冷たいなか、新年最初の活動です。枝垂れ桜のあたりの斜面には日が射すので、そちらへ移動して朝礼を行いました。まだ山道辺りの白樫が残っているので、下刈りを進めて行きます。一方であと3か月で間伐も終わらせたいこともあり、夏場に刈り終えた所では伐倒作業も並行してお願いしました。
 西山の杉桧は混んでいるので、1本切れば掛かります。掛かり木処理も楽しい勉強とばかり、3人で工夫しながら1本ずつ黙々と作業していました。その間に下刈り隊はこちらも黙々と白樫を百本、二百本?と積み上げていきます。
 お昼は寒風吹き荒ぶ駐車場の隅でそそくさと済ませ、午後もまたそれぞれペースを上げて作業しました。みな黙々と取り組んだお陰で、下刈りはだいぶゴールが見えてきたと思います。間伐は残ってしまうかもしれませんが、来年度にまわすなど、進捗に合わせた柔軟な計画で西山をきれいに維持して行きたいと思います。参加された皆様お疲れさまでした。まだまだ伐倒作業がありますので引き続きよろしくお願いします。

(東海村 小金沢 知己)

*4-26 水戸市「梅が丘小学校学校林」整備

令和7年1月30日(木) 9:00~15:00 晴れ  参加者9名 
 学校本館裏の駐車場に集合すると、学校林のコナラ、クヌギの葉が落ち、林内が明るく広く、活動の成果です。落ち葉が周辺の住宅に飛んで、道路にも多く飛んでいました。まずは道路周辺の落ち葉を集め袋詰め。学校林内は歩道のみ集積。伐倒組は不要木、枯れ木を住宅近く側から順次伐採。細い枯れ木やコナラは簡単に処理します。ヒノキの太木の伐採時、近くにコナラの太いのが有り、枝の間にヒノキがからんで成長していた為、伐倒に苦労。チルホールを掛け直して倒し、玉切り、枝払い。細いのは歩道に並べ、本日作業終了。本日はご苦労様でした。

(笠間市 石脇 忠)

4-27 ひたちなか市「津田・風致地区1~4」整備(12月~1月)

令和6年12月3日~令和7年1月28日  毎週火曜日  計6回  参加者延31名


風致地区1で伐採したシラカシ

 風致地区1では、竹の間伐、薪割り、焼却、および民家の横にある直径約60cmのシラカシの伐採を実施ししました。屋根、壁に当たっている枝を高枝切り鋸で切ってから手動ウィンチで牽引し無事伐倒することができました。根元の幹部分をチェーンソーで製材して木工の材料として活用する予定です。
 風致地区2では、間伐した竹、杉の焼却を実施しました。シラカシをあと数本伐採すれば日当たりが更に良くなるので、伐採後植樹を行う予定です。
 風致地区4では、シラカシ、杉等の伐採を実施しました。これにより、北側の民家の日当たりが良くなりました。また、小場江用水に掛かっているハンノキ?を伐採しました。用水路側に傾いて法面に生えていたため手動ウィンチで用水路に落ちないように牽引して伐倒しました。しかし、掛かり木になってしまい、足元の悪い中奮闘し何とか用水路に落とすことなく伐倒できました。

(ひたちなか市:菊地 寿雄)

 

4-28 那珂市「木工の家」間伐材利用活動

令和6年12月と令和7年1月の活動は 5回(臨時1)参加会員延べ29名でした。 
 平年より暖冬と言われていますが12月になり朝冷えを感じる候となりました。
 12/13は、-3度と今季最低気温。当たり前ながら「寒い!寒い!」が挨拶に!。 先に搬入したヒノキ材の丸太椅子の背割り/荒削りを実施。
 12/27は、年末の作業。木工の家の片付け/清掃。普段お世話になっているチェンソ-整備をしたり、処分材はマキ割りして年末気分で「終わり」としました。
 1/9(臨時)は、イチョウ材の提供情報があり有志3人で参加しました。40~50cmの巨木。まず墨出ししてから線に沿ってチェンソ-を入れますが、刃の切味の問題と目視なので本人の感に頼らざるを得ない難しい(汗をかきかき)作業です。開いて観ないと解りませんが結果は写真左です(満足しているように見えます)。10cm厚なのでトラックに載せられるかと心配するも、軽トラック2台がほぼ満載の収穫日となりました。提供して頂いた桜井会員様、手作りの土産まで頂き有難うございました。
 1/10は、木工の活動日。切断したイチョウ材を搬入。荒/中仕上げを行いました(写真右)。此処でもチェンソ-が活躍。切れ筋の食い違いが大きいと取り代が多くなりますが、チェンソ-の刃の長さを使って修正出来るので思ったより綺麗に上がりました。此の材は「完全生」なので日陰自然乾燥し、カンナかけで完成で、未だ未だ先の話です。
 1/24は、木工活動の燃料代等の収支報告をして参加者の了承をえました(鎌研ぎ作業代金が入金。ガソリン代10L分支出等)。残高資金は、今後、木工に役立つ器具を購入し、品質のレベルアップに繋がる投資にしたいと意見がありました。

現地でチェンソー切断

チェンソーで荒取り、カンナで中仕上げ

(那珂市 町田 豊和)